ベビー子供服のファミリアがパリの子供ファッション関連見本市「プレイタイム・パリ」に出展し、海外販売にチャレンジしました。
「世界で最も愛されるベビー子供関連企業になる」というビジョンを持ち続けてきた先代の岡崎晴彦社長の遺志を継いで、子息で現社長の岡崎忠彦さんも、その夢を追いかけようとの思いから、第一歩としてプレイタイムへの出展に繋がったそうです。またサンフランシスコでグラフィックデザインの仕事をしてきた経験も生かして、今までのファミリアを抜け出したいとの思いもあるそうです。
クオリティーの部分で、国内では認知されてきましたが、それだけでなく色を使ったコレクションとトーンオントーンのコーディネートにもチャレンジしました。
ブースには事前に作り込んだ大型のクローゼットケースを持ち込み、会社のヒストリーを英文で掲げアピール。
会期中の受注獲得には至りませんでしたが、初めての海外展示会出展により「世界」を肌で感じ、そこから学ぶことも多くあったため「継続することが大切。ここで終わらせたら意味がない」と長期的視野に立って「次の1月展もトライしたい」としています。
また海外との文化の違いも学びつつ、すべてを自前でやってきたスタンスから協業を採り入れたスタイルに変えていくことで、新たなステージを目指していくとしています。
