田中編集長(左)と祐真さん(右)
広島のセレクトショップ・アクセは、丸の内の直営旗艦店「パリゴ丸の内」で5月20日、『ヌメロトウキョウ』の読者と同店顧客を招待し、「トウキョウ・リアルモード」と題したトークショーを行い、同誌の田中杏子編集長をナビゲーターに、スタイリストの祐真朋樹さんが語り合いました。
祐真さんは東京の女性について聞かれ、「東京は色々な人がいてアイデアがあって、それが流行になる。パリはみんながバラバラで、それが良いと思っていた時もあるが、東京は広がりが早くて伝播するのが面白い」と分析。田中さんは「海外の人たちが日本でインスピレーションを受けて帰って、それを反映する。日本は新しい物や価値基準を生み出していくが、ヨーロッパは伝統があり、あまり変えない」と欧州の保守性を指摘しました。これに対し、来日するデザイナーをアテンドすることの多い祐真さんは、「逆に彼らの方が日本の良い所を知っていて教えられる。庭の作りとか」と京都出身ながら、意外と知らない日本人の弱点も指摘。
ECに話が及ぶと祐真さんは「進出前のアバクロやJクルーはECで買ったけど、最近は小さなセレクトショップで買っている。ワンブランドショップでは良く見えず、セレクト行くと良く見える。見え方が変わるのでしょうね。」とリアルな購買について話し、田中さんは「編集力ですね」と返しました。
後半には、モデルの水原佑果さんを迎え、スタイリング提案を披露。田中さんは店舗スタッフにもアドバイスを加え、祐真さんも加わって、店の商品からチョイスしたスタイリング提案を行いました。
http://www.parigot.co.jp/news/detail/2272
水原佑果さん
店舗スタッフにアドバイス
