トヨタマーケティングジャパンは、ハリアーの特別仕様車、PREMIUM「Style MAUVE (スティールモーヴ) 」の発売に合わせて6月24～28日、六本木ヒルズにオープンした「TOYOTA HARRIER CAFE」で、「N.HOOLYWOOD(エヌ・ハリウッド)」のデザイナー尾花大輔氏、コーヒー専門店「猿田彦珈琲」の大塚朝之氏、家具ブランド「arflex(アルフレックス)」の柏木章氏を招き、ハリアー特別仕様車の内装を手掛けた豊田自動織機・小西勲氏によるトークショーを開催しました。
小西氏は開発に当たって、「ファッション感度の高い自身の価値観を持った客層をイメージし、通常、革の質感を出すために艶を抑えるところを、あえて今回は逆に革シボにメッキ加工を施して、艶を出すことで表情を豊かにし、ミステリアスで色気のある室内空間にした」と意図を語りました。
小西氏 尾花氏
尾花氏は「15年間コレクションをやってきて紫という色はファッションにはとても使い辛い色で、なかなか難しい色を下品にならずにうまく仕上げている」と感心していました。
またアルフレックスの代表的モデル「マレンコ」に特別仕様車の内装材を使用した特製ソファ「HARRIER MARENCO」をコラボレーション企画した柏木氏は、「インテリアは長く使うものなので、トレンドを採り入れにくいが、ミスターハリウッドとのコラボもそうだったように、こういった取り組みがあると我々の知らないところでトレンドを採り入れてもらえるのが有り難い」とその効用を説いていました。
柏木氏 大塚氏
そして猿田彦珈琲による特別仕様車をイメージした紫のオリジナルシグネチャーコーヒーがパネラーに供され、大塚氏は「紫という色はやはり難しい色ですが、ハリアーの持つ繊細かつ大胆不敵という二面性をブルーベリーと炭酸水、アサイーのオレ、水出しコーヒーの3つに表現しました。」と説明しました。
最後に小西氏が「このニュアンスのある色を分かっていただけるファッション感度の高い方に買ってほしい」と希望を述べて締めくくりました。
http://toyota.jp/harrier/cp/harriercafe2015/
