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ストーリーは、韓国のどこか懐かしい下町のような場所。でも町一帯には再開発計画の話が持ち上がっています。ただ一人この計画に反対してハンコを押さない頑固なおじいさん、ソンチル（パク・クニョン）。スーパーのチャンスマートで働く頑固で口うるさい70歳の彼は、孤独死も意識し始めた独り暮らし。そんな折、向かいに引越してきたのは、花屋のグンニム（ユン・ヨジョン）とその娘のミンジョン(ハン・ジミン)。頑固おやじに優しく接する花屋のグンニムに惹かれていくソンチルは、最後の恋とドキドキします。でも、彼女に対してはなかなか素直になれなません。そんな様子を見かねたチャンスマートの社長、チャンス(チョ・ジヌン)や町の人々は彼の恋を成就させるため一丸となって応援していきます。果たしてソンチルの恋は実るのか。
ラストに真実が分かる。よくある映画の手法ですが、涙が止まらない素敵な気持ちにさせてくれる映画です。同時に韓国映画には、儒教の影響が色濃く反映されている気がします。
人気K-popグループ、EXOのチャンヨルが、チャンスの娘、高校生のアヨン(ムン・ガヨン)の彼氏役で映画に初出演を果たしたことも話題の一つとなっているようです。
9月25日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国順次ロードショー。
