フランスのアートウォッチ「AKTEO（アクテオ）」は10月30日、在日フランス大使館で日本でのリローンチを発表しました。発売元は、A・Jコーポレーションですが、カルチャーコンビニエンスクラブの兄弟会社、ソウ・ツーとの資本業務提携により蔦屋書店、T-SITEなどでの展開を検討していきます。併せてブランドロゴやパッケージデザインも刷新しました。
アクテオは、ジャン=クリストファ・マレシャル氏により、1988年に時計製造の街、フランスのブザンソンで立ち上げられ、そのユニークなデザインは、「芸術、人生、自然、職業、スポーツ、文明、時」の7つのメインテーマにそって展開されています。特に1986年、長針と短針にハサミをデザインした時計が大ヒットしたことで知られ、その後、300種類のモデルをリリースしてきました。また優れたデザインの時計に贈られる「ゴールドダイヤグランプリ」や「ニューヨークインターナショナル・ジュエリー・グランプリ」などを受賞し、パリ市近代美術館、ニューヨーク近代美術館、サンフランシスコ近代美術館で展示販売されています。
マレシャル氏は会見で、「スイスのムーブメント、部品を使い、フランスでの生産にこだわりつつ、技術とアイデア、クリエーティブをミックスし、世界中の要素を取り入れて、品質の良い物を創り出していく」と述べました。またスイスに近い山深い時計の街、ブザンソンの特徴について、「農民が夏には畑に精を出し、冬は雪に閉ざされるので、家で時計を作り、産業として発達した事」を紹介。一新したブランドロゴについては、「ベースになる黒と白を基調に人の心を捉える情熱のシンボルカラー、赤をあしらった」と解説しました。
日本国内では現在、百貨店内の直営ショップと専門店への卸を行っていますが、11月1日から新たなホームページを開設し、28日からはアマゾン、楽天での販売を開始します。
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