「BOWIE WONG(ボーウィー・ウォン)」は1月28日、ペニンシュラホテルで2015年春夏パリ・オートクチュールコレクションを披露しました。
今回は朱色と着物を徹底的にフィーチャーしたコレクションで、足元も草鞋という徹底ぶりでした。
フクレジャカードやボンディングしたドレスのスカート部分、羽根飾りやアンダースコートのオーガンジーも赤か朱色で、金銀の刺繍絵が見事な着物地にも朱色がふんだんに使われています。白無垢を全体に使ったドレスでも朱色のハイソックスがポイントに。
おびただしい数の朱色の小さな千羽鶴を縫い付けた白地のオーバースカートは光をはらんでヒップラインから太腿のシルエットを美しく浮かび上がらせます。丹頂鶴の金刺繍含め、鶴のモチーフも多く登場しました。
ウォンはカナダで学び、オーストラリアなどで発表していた中国人デザイナーですが、昨年からパリ・オートクチュールにデビューし、香港や日本、そしてアジアと西洋の融合をテーマにコレクションを制作しています。
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