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「ワクワク、ドキドキ楽しそうな雰囲気と良い感じのスタッフ。自分が欲しいと思うものを集めた支離滅裂さが面白いと思ってもらえるような店にしていきたい」と語るのは、バーナー(本社・東京)の梅澤快行社長。

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初のテナント店舗をルミネエスト5階にオープンしました。大学時代に銀行マンの先輩達とビジネス書関連の出版社を立ち上げ、その7年後には自社株で得た資金で飲食業に進出。カフェを3年ほど経営した後、2004年にアパレルを起業したそうです。様々な分野を若いうちから経験してきた梅澤さんですが、「出版同様、飲食やアパレルもメディアだと思うし、何かを発信していきたいという思いは変わらない」と言います。

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原宿と福岡の路面店はオリジナルが95%を占めますが、ルミネエスト店は40%が「ジプシー&サンズ」「ファクトタム」「グッドイナフ」など仕入れ商品で、若い客層も意識したエントリープライスラインのオリジナル商品(筆記体のBURNERタグ)も導入するそうです。

「店長がバイヤーも兼ね、細かくMDを決め過ぎないことを大切にしています。失敗しない訳が無いんだから、『倒産しない位の失敗をしといてね』と彼らには言ってます。そこから修正していけば良いのだから」と何とも鷹揚で頼もしい経営者像が浮かび上がりますが、「多くても10店舗程度まで」と店の「濃さ」の限界を冷静に見ているようです。

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