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	<title>Journal Cubocci &#187; 東京国際映画祭</title>
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	<description>ファッションビジネスの今にヒントを提示</description>
	<lastBuildDate>Mon, 16 Feb 2026 15:33:30 +0000</lastBuildDate>
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		<title>いつもよりP&amp;I上映の拍手が多かったと感じた第38回東京国際映画祭</title>
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		<pubDate>Sun, 30 Nov 2025 10:53:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[kubo]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[hot topics]]></category>
		<category><![CDATA[東京国際映画祭]]></category>

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		<description><![CDATA[<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/024a6e6b-c37c-4e2c-b487-2e6161b774c7/39a91893cb99e1b473204777cf220273.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/024a6e6b-c37c-4e2c-b487-2e6161b774c7/39a91893cb99e1b473204777cf220273.jpg" /></p>
<p><strong>写真提供/東京国際映画祭</strong></p>
<p>2025年10月27日～11月5日、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区でアジア最大級の映画の祭典「第38回東京国際映画祭」が開催された。11月5日には、TOHOシネマズ 日比谷スクリーン12でクロージングセレモニー、東京ミッドタウン日比谷のLEXUS MEETS&#8230;で受賞者記者会見が行われた。<br />
今年は期間中のP&amp;I上映13本ほどを観ることができたのだが、特に今回は、移民問題、格差と貧困、ジェンダー問題、宗教対立を隠れ蓑にした大国主義といった現代社会の構造的課題に焦点を当てた映画が増えたような気がする。同時にP&amp;I上映では、エンドロール後に拍手が起こるのは稀なのだが、今回は幾つかの作品の上映後に拍手が沸き起こった。<br />
私が観た作品は、時系列で挙げると『裏か表か』『オペレーターNo.23』『シネマ・ジャジレー』『囚われ人』『トンネル：暗闇の中の太陽』『波』『ハッピー・バースデイ』『パレスチナ36』『万事快調〈オール・グリーンズ〉』『マザー』『マリア・ヴィトリア』『ドリームズ』『人生は海のよう』。<br />
セレモニーでは、各部門における審査委員からの受賞作品の発表・授与が行われ、私の観た作品からは最高賞の「東京グランプリ／東京都知事賞」に、P&amp;I上映後に大きな拍手が沸き起こったアンマリ―・ジャシル監督の『パレスチナ36』が選出され、カルロ・シャトリアン審査委員長からトロフィーが授与された。最優秀監督賞に『裏か表か？』のアレッシオ・リゴ・デ・リーギ監督、最優秀芸術貢献賞は『マザー』が受賞した。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>『裏か表か？』</strong>（Testa o croce／伊・米）コンペティション</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/6b83b77e-5313-47fb-9bf6-da43059fa8aa/3bc83f8acebaddbec10e0edcf60770d4.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/6b83b77e-5313-47fb-9bf6-da43059fa8aa/3bc83f8acebaddbec10e0edcf60770d4.jpg" /><br />
<strong>©Ring Film, Cinema Inutile, Andromeda Film, Cinemaundic</strong><br />
19世紀末のイタリアの小さな村に、アメリカからバッファロー・ビルの「ワイルド・ウェスト・ショー」が巡業でやって来る。村の若い女性ローザは、支配的な父や婚約者との関係に息苦しさを感じており、ショーの一座と出会うことで、海の向こうの「自由」の幻影に惹かれていく。アメリカ的な英雄譚と、辺境の村の現実が交差する中で、「コインの裏か表か」のように人生の選択と偶然が絡み合う、西部劇へのオマージュをたっぷり含んだロマンスだが、後半のファンタジックでコメディータッチの演出には正直クエスチョンマークが付いた。いずれにせよ封建的、家父長的な社会での女性の自立がテーマとして受け取れた作品だった。<br />
<strong>『オペレーターNo.23』</strong>（中国）アジアの未来</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/e9aa6ba1-2aa2-41c1-84b3-7312b1c04278/9967ac3f67d8ef8203a915d6656a596f.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/e9aa6ba1-2aa2-41c1-84b3-7312b1c04278/9967ac3f67d8ef8203a915d6656a596f.jpg" /><br />
<strong>©Xiyue Ying (Shanghai) Cultural Media Co., Ltd</strong><br />
画家志望の青年ハン・イエは、父親の失踪以来、母との関係がこじれたまま、鬱屈した日々を送っている。ある日、街で拾ったテレホンクラブのカードに書かれた番号に電話をかけ、「オペレーター23番」と名乗る声と話し始める。匿名の相手との会話を重ねるうちに、心が解けていく。一方の生活に困窮した母親もまた、息子が電話をかけているとは知らずにテレホンクラブの相手役の仕事を始める。閉塞した中国社会の空気の中で、声だけの他者に頼る孤独な若者像を描く。<br />
<strong>『シネマ・ジャジレー』</strong>（アフガニスタンほか）ウィメンズ・エンパワメント</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/cdea30ad-209c-4220-8b19-d4f0e70b6439/070233efbbe269263db148b9ce824d86.JPG" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/cdea30ad-209c-4220-8b19-d4f0e70b6439/070233efbbe269263db148b9ce824d86.JPG" /><br />
<strong>©Hayedeh, Ahmad Zahir songs, copyrighted</strong><br />
舞台は1990年代のタリバン支配下のアフガニスタン。タリバンによって夫を殺されたレイラは、行方不明になった7歳の息子を捜すため、夫の髭を切り取り、自ら男装して旅に出る。男に見えないと不都合な社会の一端が覗く。一方、街では身寄りのない少年たちが、元映画館を転用した地下の娼館「シネマ・ジャジレー」に連れてこられ、女装させられ、男娼として働かされている。外側の戦場をさまよう母親と、内側の「地獄」に閉じ込められた少年の物語が、やがて同じ場所へと収束していく構成で、男装、ゲイ、幼児買春といったタブーに踏み込みながら、戦争と宗教支配が最も弱い存在を傷つけ続けている様子が明らかになる。<br />
<strong>『囚われ人』</strong>（スペインほか）ガラ・セレクション</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/a3877133-7a69-450e-9464-1e3bb91bdac3/8045649cb8a8ddd648bdfec1e3325f00.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/a3877133-7a69-450e-9464-1e3bb91bdac3/8045649cb8a8ddd648bdfec1e3325f00.jpg" /><br />
<strong>©TIFF</strong><br />
16世紀、アフリカ北岸で海賊に囚われ、アルジェの牢獄に長く拘束されたミゲル・デ・セルバンテスの実体験に基づくドラマ。奴隷として売られる危機に晒されながら、セルバンテスは同じ囚人たちと即興劇を作り、物語ることによって、日々の暴力と絶望から心を守ろうとする。監視と暴力が支配する空間で、想像力だけが唯一の自由であり続ける。そんな中、イスラム教に改宗し、ゲイとなり、キリスト教徒の奴隷たちの生殺与奪を握る監獄の長となった男に物語を聞かせ、気に入れらたセルバンテス。男は自分と同じように改宗し、「自分の男娼になれ」と迫る。——後年の『ドン・キホーテ』にも通じる想像力の巧みさが歴史と共に感じられる作品だ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>『トンネル：暗闇の中の太陽』</strong>（Địa Đạo: Mặt Trời Trong Bóng Tối／ベトナム）ワールド・フォーカス</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/9cb06938-a1fd-441d-9211-52c52a112663/5265b54f8a12a23b56ba1d53e5d5c259.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/9cb06938-a1fd-441d-9211-52c52a112663/5265b54f8a12a23b56ba1d53e5d5c259.jpg" /><br />
<strong>©TUNNELS FILM COMPANY LIMITED</strong><br />
1967年、ベトナム戦争下のクチ地区。米軍の攻撃が激しさを増す中、地中深くに張り巡らされたトンネル網で戦うゲリラ兵たちの3つのエピソードが交錯する。ある部隊は、陣地の維持を命じられ、別の若い兵たちはトンネルからモールス信号を発信し、米軍の通信傍受や撹乱作戦を担わされる。暗闇と高温、酸欠、爆音の中で精神がすり減っていく様子やベトナム戦争の苛烈さを描きつつ、「太陽」の意味を探る。勝利、愛、祖国、それとも人間らしさなのか。あまりにも悲惨で、大国主義の残忍さを思い知らされる。拍手が起きた作品の一つだ。<br />
<strong>『波』</strong>（The Wave／La Ola／チリ）ワールド・フォーカス＋ラテンビート</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/153fe02f-fae1-41b7-913d-fd916fad2c5e/73215f19542c183a6352e7f79ef95676.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/153fe02f-fae1-41b7-913d-fd916fad2c5e/73215f19542c183a6352e7f79ef95676.jpg" /><br />
<strong>©DiegoAraya</strong><br />
2018年、チリの大学キャンパス。セクシュアルハラスメントや男女差別を告発するフェミニスト運動が波のように広がる中、性被害を受けながら声を上げられなかった若い女性たちが、歌とダンスで自らの怒りと痛みを表現するミュージカル。主人公に祭り上げられたフーリアを中心に学内占拠やデモ、運動の後に彼女たちの身体と心に残る疲弊やバッシング、家族や学校による懐柔などが、様々なビートの音楽で表現される。家父長制への反発と、簡単には変えられない現実をほろ苦いテイストで表現し、拍手が起きた作品。<br />
<strong>『ハッピー・バースデイ』</strong>（Happy Birthday／エジプト）ウィメンズ・エンパワメント</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/3c355664-d6a7-4528-9739-be550d4e9a3f/651bab0962da9cf6b5258ecc76a7f0cb.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/3c355664-d6a7-4528-9739-be550d4e9a3f/651bab0962da9cf6b5258ecc76a7f0cb.jpg" /><br />
<strong>©Skylimit Studio</strong><br />
カイロの富裕層家庭に住み込みでメイドとして働く8歳の少女・トハは、同じ年頃の娘・ネリーの世話をしながら暮らしている。ネリーの誕生日パーティーの準備が進む中、家庭内の不和や離婚問題が浮上し、パーティーそのものが危うくなるが、トハとネリーの母は、「この日だけは楽しい日にしたい」と奔走する。やがて「友だち」だと思っていたはずの関係が、埋めがたい階級差と搾取の構造の上に成り立っていたことを、トハ自身が痛いほど思い知らされる。児童労働問題、さらにはエジプト社会の階級格差が、誕生日を通して浮上する作品で、こちらも拍手が起こった。<br />
<strong>『パレスチナ36』</strong>（Palestine 36／英・パレスチナほか）コンペティション</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/3ce28e39-6f3f-4ad8-9837-6aa8a16bb791/78953658b22445673bd4a631759c4ba6.jpeg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/3ce28e39-6f3f-4ad8-9837-6aa8a16bb791/78953658b22445673bd4a631759c4ba6.jpeg" /><br />
<strong>©TIFF</strong><br />
今回グランプリを獲得した作品で拍手喝采を浴びた点でも筆者はグランプリを確信していたので、嬉しい限りだった。舞台は1936年、英国委任統治下のパレスチナ。代々土地を耕し、綿花やタバコを育てて慎ましく生きてきた農民たちが、ユダヤ人入植者の到来と土地収用政策によって、生活の基盤を次々と奪われていく。新聞社で働く少年ユースフの視点を軸にパレスチナ人の自立を支援する西欧列強側の人々、武装蜂起する「反乱軍」、パレスチナ人を弾圧するイギリス官僚、シオニスト入植者など、様々な立場の思惑が交錯し、やがて全面的な反乱へと突き進む過程が描かれる。今日のガザの惨禍の原点を学ばせてくれる作品で、英国の二枚舌外交による犯罪的な歴史をあぶり出す。見るべき☆5つ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>『万事快調〈オール・グリーンズ〉』</strong>（日本）Nippon Cinema Now</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/3fc62077-a0f0-4ab4-9027-c1f31cdce77f/3442218add9d653db0ed156226c03fd1.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/3fc62077-a0f0-4ab4-9027-c1f31cdce77f/3442218add9d653db0ed156226c03fd1.jpg" /><br />
<strong>©2026「万事快調」製作委員会</strong><br />
ラッパーになる夢を抱きつつ、学校にも家庭にも居場所を見いだせない高校生・朴秀美。陸上部のエースでスクールカースト上位にいながら、家庭では問題を抱える映画オタクの矢口美流紅。漫画を心の拠り所とする毒舌キャラ、岩隈真子。未来の見えない地方都市(恐らく東海村?)で鬱屈を抱える3人は、「一獲千金でこの街を出るしかない」と決意し、同好会「オール・グリーンズ」を結成して「禁断の課外活動」に手を染めていく。ラップと青春小説的な語り口を通して、日本の若者が抱える閉塞感、そしてそれを笑い飛ばそうとする無鉄砲さをポップで軽快な手触りで描いた。<br />
<strong>『マザー』</strong>（Mother／北マケドニアほか）コンペティション</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/19d32d08-0e6e-4b94-853a-f187ecb9008e/5ee17f529660922320b31055de2e3470.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/19d32d08-0e6e-4b94-853a-f187ecb9008e/5ee17f529660922320b31055de2e3470.jpg" /><br />
<strong>©Entre Chien et Loup, Sisters and Brother Mitevski</strong><br />
1948年、インド・カルカッタ。ロレト修道女会に属していたマザー・テレサは、貧しい人々のための新たな修道会を設立する決意を固め、ローマの許可が降りるのを待ちながら、7日間を過ごす。この一週間の日々を1本に収めた作品だ。この間に、自身の後任に推挙したいとしていた修道女の妊娠スキャンダルや教会の権威構造との摩擦が次々とテレサの前に立ちはだかる。彼女は時に規則を破り、時に権威に食ってかかりながら、自らの信仰と野心、そして「貧しい者のため」という理念の間で揺れ動く様子がうかがえる。聖人としてのイメージを下敷きにしつつ、野心的であり、時に専制的な矛盾をも描き出し、我々の持っているマザー・テレサのイメージを覆す作品となっている。監督は、かなり近い線まで描けていたとテレサを知る人からお墨付きをもらったと述べており、優しさと強さは表裏一体だったのかもしれない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>『マリア・ヴィトリア』</strong>（Maria Vitória／ポルトガル）コンペティション</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/793063a3-b1ed-44ca-b4d2-f6be8117d6ee/72875599d1cc08d40c008cfa86504882.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/793063a3-b1ed-44ca-b4d2-f6be8117d6ee/72875599d1cc08d40c008cfa86504882.jpg" /><br />
<strong>©APM</strong><br />
ポルトガルの山岳地帯の小さな町。プロのサッカー選手を目指す少女マリア・ヴィトリアは、厳格だがどこか不器用な父親をコーチに、日々のトレーニングに励んでいる。そこへ、家を飛び出していた兄が突然戻ってきて、カナダに住む男性と結婚するという。家を出た兄を認めることができない父と妹。家族のバランスが大きく崩れていく。山村の美しい風景の中に、父の夢を自身の夢として追う娘、挫折を抱えた父、妹を押さえつける父親に反発する息子の感情が渦巻き、狭い共同体の中でのジェンダー観が浮き彫りなる。プロのスカウトが見に来るという大事な試合を前に、マリアと兄の関係が氷解するが、果たしてマリアの進路は如何に。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>『ドリームズ』</strong>（Dreams／メキシコ＝アメリカ）ワールド・フォーカス＋ラテンビート</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/323adede-be4b-4a79-a840-4c86262e9517/293f7028079a704a1e6e1f48d9d80b1f.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/323adede-be4b-4a79-a840-4c86262e9517/293f7028079a704a1e6e1f48d9d80b1f.jpg" /><br />
<strong>©Teorema</strong><br />
メキシコ人男性バレエダンサーが、年上の裕福なアメリカ人女性と恋に落ち、米国に移り住むかが、不法滞在がバレて強制送還される。彼女とその家族が支援する財団が彼を支援するも、やがてその華やかな生活の裏側に潜む偽善に気づき、自分が「才能のある異邦人」として消費されているだけなのではないかという疑念に苛まれていく。そしてメキシコへ帰国。彼を追ってメキシコにやってきた恋人を待ち受けていたのは、彼女への仕返しだったのか。恋愛、芸術、階級移動の夢が絡み合う中で、トランプ以降の移民問題を背景に人間模様を写したメロドラマ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>『人生は海のように』</strong>（The Waves Will Carry Us／人生海海／台湾・マレーシア）ワールド・フォーカス（台湾電影ルネッサンス）</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/d0fa81a5-b8ee-44ec-b0f7-a7a235fbd28f/38ac06023757f4e42ea98baa5d766423.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/d0fa81a5-b8ee-44ec-b0f7-a7a235fbd28f/38ac06023757f4e42ea98baa5d766423.jpg" /><br />
<strong>© 2025 COPYRIGHT. ALL RIGHTS RESERVED BY HUMMINGBIRD PRODUCTION CO., LTD</strong><br />
台湾で働くマレーシア華人の青年アーヤオのもとに、父の死の知らせが届き、彼は久しぶりに故郷マレーシアへ戻る。悲しみの儀式になるはずだった葬儀は、父が密かにイスラム教に改宗していたことから、宗教警察が遺体を持ち去りイスラム墓地に埋葬するという顛末に。マレー系・華人系・インド系が混在する多民族国家マレーシアで、「誰がどの宗教に属するのか」が、相続や結婚、居場所そのものを左右してしまう現実の中、弟は制度の問題と反政府デモに出かけていく。アーヤオは「祖国」と「人種」の間で揺れ動く。台湾に居ても華人ながら、「訛りがある。どちらのご出身?」と尋ねられ、マレーシアでは、マレー人でないとなる。そんな揺れ動くアイデンティティーと宗教や法律によって固定されてしまう身分のギャップを移ろう「海」に例えたタイトルなのだろう。ここにも人種や移民の問題が横たわっていた。</p>
<p>全体を通して、いつもよりP&amp;I上映後の拍手が多かった理由を考えると、国境を越えて生きざるを得ない市井の人々の問題や貧困と階級差に押し潰されそうな社会情勢、ジェンダー不平等やLGBTQ問題を盛り込んだ作品など今日の世界で進行中の問題を、そのままスクリーンに持ち込んだ作品が多かったことに気づく。<br />
それは、映画祭の空気をどこか重くした一方で、「拍手」という形で観客の身体を動かした。拍手は、間違いなく「この物語をここで共有できてよかった」という連帯のサインでもある。今年の東京国際映画祭は、まさにその「連帯の拍手」が幾度か響いた年として、心に刻まれることになりそうだ。</p>
<div><a href="https://cubocci.com/topics/10592/">「 いつもよりP&#038;I上映の拍手が多かったと感じた第38回東京国際映画祭 」の続きを読む</a></div>]]></description>
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		</item>
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		<title>日本映画が19年ぶりの東京グランプリ受賞～第37回東京国際映画祭</title>
		<link>https://cubocci.com/topics/10611/</link>
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		<pubDate>Thu, 07 Nov 2024 11:24:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[kubo]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[hot topics]]></category>
		<category><![CDATA[東京国際映画祭]]></category>
		<category><![CDATA[長塚京三]]></category>

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		<description><![CDATA[<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/8c38c387-1e18-4446-accd-99a48922b1aa/5d05b086e7352ef9f5ae6e6619664bf0.JPG" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/8c38c387-1e18-4446-accd-99a48922b1aa/5d05b086e7352ef9f5ae6e6619664bf0.JPG" /><br />
<strong><em>©2024 TIFF</em></strong><br />
第37回東京国際映画祭が2024年10月28日～11月6日、東京の日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開かれ、6日にクロージングセレモニーと受賞記者会見を開いた。<br />
東京グランプリには、吉田大八監督『敵』が受賞。日本映画の受賞は19年ぶりのこととなった。さらに最優秀監督賞、主演男優賞(長塚京三)と合わせ3冠を達成した。<br />
両氏は、審査委員長のトニー・レオンからトロフィーを授与された。<br />
日本映画がグランプリに輝くのは第18回の根岸吉太郎監督作『雪に願うこと』以来 19 年ぶりの快挙で、喜ばしいことだが、この20年余りの日本映画の不作を如実に表す結果かもしれない。「失われた30年」の中で、経済的な低迷が映画制作の現場に影響を与えてきたのではないか。厳しくなる経営環境の下では、興行収入に重きを置いたマーケティング型の作品が増える事は否めない。さらに制作費のコストカットや合理化、制作期間の短縮化などしわ寄せは無かったのか。この辺りの検証や分析が求められる。<br />
一方で、アジア、中東、ラテンアメリカなどの新興国の映画のレベルが上がってきたことで、相対的に地位が下がった部分も考えられる。<br />
2017年から取材を始めたのだが、私が注目した海外の映画を見ると、なんとなく彼らの力強さというか泥臭さが伝わってくる。作品は後述しておく。</p>
<p>さて、コンペティション部門東京グランプリと東京都知事賞に選ばれた『敵』に出演し、最優秀男優賞に選出された長塚京三は、同賞受賞者としては最高齢の79歳。<br />
長塚は、「ちょっとビックリして、まごまごしています。『敵』という映画は、年を取って一人ぼっちで助けもない。そして敵に閉じ込められるという内容で。でもこういう場に立たせてもらい、結構味方もいるんじゃないかと気を強く持ちました。ボチボチ、引退かなと思っていたので、奥さんはガッカリするでしょうけど、もう少し、この世界でやってみようかな。東京国際映画祭、ありがとう。味方でいてくれた皆さん、ありがとう。」と受賞時に語った。<br />
また最優秀監督賞を受賞した吉田大八監督は、「この小さな映画を誕生から旅立ちまで見届けてくれてスタッフや俳優の皆さんに感謝しています。私自身がいい監督であるかはわかりませんが、この映画がいい映画になったことは確かです。ありがとうございました。」と述べ、東京グランプリ／東京都知事賞の受賞の際には「審査員の皆さま、ありがとうございます。10日間映画祭を支えたスタッフの皆さまもありがとうございます。私自身もこの映画祭で多くの映画を観ることができました。味方は意外と多いことに気づけて良かったです。僕も長塚さんも皆さんの敵であり、味方でいたいと思います。これからも映画をよろしくお願いします。」とコメントした。</p>
<p>ほかの各賞は、以下の通りだ。</p>
<p>審査員特別賞 『アディオス・アミーゴ』（コロンビア）<br />
最優秀女優賞 アナマリア・ヴァルトロメイ（『トラフィック』、ルーマニア／ベルギー／オランダ）<br />
最優秀芸術貢献賞 『わが友アンドレ』（中国）<br />
観客賞 『小さな私』（中国）<br />
アジアの未来 作品賞 『昼のアポロン 夜のアテネ』（トルコ）<br />
東京国際映画祭 エシカル・フィルム賞 『ダホメ』（ベナン／セネガル／フランス）<br />
黒澤明賞 三宅唱、フー・ティエンユー<br />
特別功労賞 タル・ベーラ</p>
<p>そんなこんなで、今年の東京国際映画祭は幕を閉じたが、以下は2017年以降、私のピックアップした力強い海外映画のラインナップだ。参考までに。<br />
中国『老いた野獣(原題:Old Beast)』、イスラエル映画の『靴ひも』、ルクセンブルク・フランス・イスラエル・ベルギー合作エルサレム舞台の『テルアビブ・オン・ファイア』、ドイツ・アゼルバイジャン制作『ブラ物語』、スペイン・アルゼンチン合作『戦争のさなかで』、フランス・コロンビア合作『戦場を探す旅』、中国『チャクトゥとサルラ』、タイ『私たちの居場所』、スウェーデン『約束の地のかなた』、トルコ『湖上のリンゴ』、イギリス『バクノルド家の夏休み』、ポルトガル『最後の入浴』、チリ・アメリカ・ドイツ・オランダ・スペイン合作『老人スパイ』、ブルガリア『二月』、韓国『チャンケ:よそ者』、イラン『ノーチョイス』、ポーランド・アイルランド合作『私は決して泣かない』、フランス『デリートヒストリー』、ロシア『親愛なる同志たちへ』、イギリス・ベルギー合作『アーニャは、きっと来る』、スペイン『ザ・ドーター』、台湾『アメリカン・ガール』、フィリピン『ブローカーたち』、スペイン『ザ・ウォーター(原題エル・アグア)』、イスラエル『アルトマンメソッド』、ウクライナ・トルコ合作『クロンダイク』、チリ・アルゼンチン・オランダ合作『開拓者たち』、米国『ペルシアンバージョン』などだ。</p>
<p>公式サイト：<a href="http://www.tiff-jp.net" target="_blank" data-cke-saved-href="http://www.tiff-jp.net">www.tiff-jp.net</a></p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/a62cb555-e9b4-4ca3-972b-8877805ee510/60e01f66e386031dfcbe910a399adcf9.JPG" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/a62cb555-e9b4-4ca3-972b-8877805ee510/60e01f66e386031dfcbe910a399adcf9.JPG" /></p>
<div><a href="https://cubocci.com/topics/10611/">「 日本映画が19年ぶりの東京グランプリ受賞～第37回東京国際映画祭 」の続きを読む</a></div>]]></description>
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		<title>『開拓者たち』『ペルシアンバージョン』に注目～第36回東京国際映画祭</title>
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		<comments>https://cubocci.com/topics/10614/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 13 Nov 2023 11:28:01 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[kubo]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[hot topics]]></category>
		<category><![CDATA[東京国際映画祭]]></category>

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		<description><![CDATA[<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/6e94f50f-7ebf-4d95-aadb-61ed0a710f35/f321f8c615064404ca9526ff66fa05a6.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/6e94f50f-7ebf-4d95-aadb-61ed0a710f35/f321f8c615064404ca9526ff66fa05a6.jpg" /></p>
<p><em><strong>©️Quijote Films and Rei Cine</strong></em></p>
<p>今回の東京国際映画祭で注目した作品はまず、『開拓者たち』。20世紀初頭のチリの田舎で起こり、長く伏せられていた事実「原住民虐殺」を題材に扱った作品だ。植民地支配の凄惨さはもちろんのこと、宗主国のスペインだけでなく英国、米国からも、その利権目当てに潜り込んできていた史実など、まるで今のイスラエル・パレスチナ問題と軌を一にする列強大国の責任の重大さと原因が浮き彫りになってくる。そんな19世紀後半からの現先進資本主義国の罪をしっかりと後世に伝えていかねばならないと痛感する。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/4ef29053-0249-4ee6-beff-10b29312f992/610c7b9ef0e43b965b50468a52847dba.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/4ef29053-0249-4ee6-beff-10b29312f992/610c7b9ef0e43b965b50468a52847dba.jpg" /><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/86bf391e-e020-4753-bf97-aee42f658b49/fd9495f96997452cc7f83bff12f45861.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/86bf391e-e020-4753-bf97-aee42f658b49/fd9495f96997452cc7f83bff12f45861.jpg" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/15931751-cfe4-4489-ad13-44fd0319f472/62336790c02463809ccd81f63971b2e5.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/15931751-cfe4-4489-ad13-44fd0319f472/62336790c02463809ccd81f63971b2e5.jpg" /><br />
もう一つの注目作品は『ペルシアンバージョン』だ。米国と友好国だったイランから移民した一家が、その後の2国間の関係悪化に伴い、自身のアイデンティティーを喪失し、翻弄されながらも家族としてハッピーに過ごしていくストーリー。あまりにもざっくりとした説明になってしまったが、家族の中でもやんちゃな娘が主人公。彼女は同性愛者なのだが、お転婆が過ぎて、飲み過ぎた勢いで妊娠!!。ところどころにミュージカル風演出が入り、シンディーローパー『girls just want to have fun』のアラビア語バージョンも楽しい。歴史に翻弄されつつも、コメディータッチの中に、少しの曙光を感じられる作品だ。お茶でも飲みながら楽しめる一作。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/42d5cecd-2f36-4a1e-b5c9-de02db8af3e3/e6507f49ef67481ba1c391d0ab429f05.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/42d5cecd-2f36-4a1e-b5c9-de02db8af3e3/e6507f49ef67481ba1c391d0ab429f05.jpg" /><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/9e02aa38-eade-4ab2-9a3a-d5901a341b29/0ade10341bd0e278dea0def9d07b6a6c.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/9e02aa38-eade-4ab2-9a3a-d5901a341b29/0ade10341bd0e278dea0def9d07b6a6c.jpg" /></p>
<p><em><strong>©Yiget Eken. Courtesy of Sony Pictures Classics.©Sony Pictures </strong></em></p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/756ea0e4-9c90-4cde-9459-83392d751fa3/220ca2db63d54012cb7b6c653b0598ff.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/756ea0e4-9c90-4cde-9459-83392d751fa3/220ca2db63d54012cb7b6c653b0598ff.jpg" /></p>
<p>そんなこんなで、繁忙極める中で、以前のように、どっぷり1週間映画漬けにはなれなかった今年。「来年こそは、しっかり時間作って観るぞ」と誓って終了。</p>
<div><a href="https://cubocci.com/topics/10614/">「 『開拓者たち』『ペルシアンバージョン』に注目～第36回東京国際映画祭 」の続きを読む</a></div>]]></description>
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		<title>新垣結衣、杉咲花、浜辺美波、磯村勇斗、亀梨和也、菜々緒ほか豪華レッドカーペット</title>
		<link>https://cubocci.com/topics/10617/</link>
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		<pubDate>Sun, 12 Nov 2023 11:30:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[kubo]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[hot topics]]></category>
		<category><![CDATA[コシノジュンコ]]></category>
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		<category><![CDATA[菜々緒]]></category>

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		<description><![CDATA[<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/f776102a-84fd-4130-94a9-f7fabf43603d/b9adc4347cc347b67dba9099dc25a146.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/f776102a-84fd-4130-94a9-f7fabf43603d/b9adc4347cc347b67dba9099dc25a146.jpg" /><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/d8769560-f58b-49f3-85f4-5acfa9d7de6e/dc9075b52298513c9613e2422b8142cc.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/d8769560-f58b-49f3-85f4-5acfa9d7de6e/dc9075b52298513c9613e2422b8142cc.jpg" /></p>
<p><em><strong>©東京国際映画祭</strong></em></p>
<p>第36回東京国際映画祭が10月23日から11月1日の10日間、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催された。上映・出品作品数は219本、昨年の174本から大幅に拡大し、海外ゲストも昨年の104人から大幅に増え、600人以上が来場した。<br />
レッドカーペットには磯村勇斗、亀梨和也、菜々緒、川村壱馬、RIKU、吉野北人、田中圭、柄本佑、杉咲花、吉沢亮、浜辺美波、稲垣吾郎、新垣結衣、役所広司、柄本時生、玉城ティナらが登場し、華を添えた。<br />
ファッション業界からは、コシノジュンコもレッドカーペットに参戦した。</p>
<p><a href="https://2023.tiff-jp.net/ja/" target="_blank" data-cke-saved-href="https://2023.tiff-jp.net/ja/">https://2023.tiff-jp.net/ja/</a></p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/2fba7638-8d5f-4062-b6d6-a0472493a544/d497f70705dd8756162bd96d3e59a844.JPG" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/2fba7638-8d5f-4062-b6d6-a0472493a544/d497f70705dd8756162bd96d3e59a844.JPG" /><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/5f3e27e4-626b-4bcc-bb84-f1c1b118461b/c4dea63872ff1d20355611898c338068.JPG" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/5f3e27e4-626b-4bcc-bb84-f1c1b118461b/c4dea63872ff1d20355611898c338068.JPG" /><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/8c69bb19-0dac-466a-b6a5-62b08a6bedb6/9ece2259a7f999069a737a568f7bb234.JPG" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/8c69bb19-0dac-466a-b6a5-62b08a6bedb6/9ece2259a7f999069a737a568f7bb234.JPG" /><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/4b245065-3847-4749-94b5-6c9b42c7af1b/8faadcb8f918c8cc259b45a2124d9378.JPG" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/4b245065-3847-4749-94b5-6c9b42c7af1b/8faadcb8f918c8cc259b45a2124d9378.JPG" /><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/7d72e9d1-6c65-4b02-9aaf-16b0fa6d66de/a85d974578d1005e2072703d4b5cacf4.JPG" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/7d72e9d1-6c65-4b02-9aaf-16b0fa6d66de/a85d974578d1005e2072703d4b5cacf4.JPG" /><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/0dec861f-7857-4325-be98-7d51f619e999/5511533f8f27ec92f7d838c67a3aee5e.JPG" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/0dec861f-7857-4325-be98-7d51f619e999/5511533f8f27ec92f7d838c67a3aee5e.JPG" /><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/16f85ad1-bdd3-478a-81b7-0ad6fff09eb0/f4c6a6e51d5e2f217434577588e872f5.JPG" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/16f85ad1-bdd3-478a-81b7-0ad6fff09eb0/f4c6a6e51d5e2f217434577588e872f5.JPG" /></p>
<div><a href="https://cubocci.com/topics/10617/">「 新垣結衣、杉咲花、浜辺美波、磯村勇斗、亀梨和也、菜々緒ほか豪華レッドカーペット 」の続きを読む</a></div>]]></description>
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		<title>第35回東京国際映画祭に何を見た??</title>
		<link>https://cubocci.com/topics/10623/</link>
		<comments>https://cubocci.com/topics/10623/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 22 Nov 2022 11:40:27 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[kubo]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[hot topics]]></category>
		<category><![CDATA[ウーマンラッシュアワー]]></category>
		<category><![CDATA[大泉洋]]></category>
		<category><![CDATA[有村架純]]></category>
		<category><![CDATA[村本大輔]]></category>
		<category><![CDATA[東京国際映画祭]]></category>
		<category><![CDATA[橋本愛]]></category>
		<category><![CDATA[目黒蓮]]></category>

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		<description><![CDATA[<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/119f3726-2835-466f-a128-91c286e8ec26/4a6262d2dba5fec796d19cf3de799024.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/119f3726-2835-466f-a128-91c286e8ec26/4a6262d2dba5fec796d19cf3de799024.jpg" /><br />
<strong>アンバサダーの橋本愛©2022 TIFF</strong><br />
アンバサダーに橋本愛を迎え、2022年10月24日〜11月2日、第35回東京国際映画祭が日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催された。<br />
今回は、以下の6本を紹介する。</p>
<p>『ザ・ウォーター(原題エル・アグア)』</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/fae9696a-58b8-4a51-a969-97fa74b654b7/1e1b527e6d036d1d8780114b099f52a2.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/fae9696a-58b8-4a51-a969-97fa74b654b7/1e1b527e6d036d1d8780114b099f52a2.jpg" /><br />
アリカンテの南、スペイン南東部オリウエラの街は、何年かに一度、大きな洪水に見舞われる。そんな村に伝わる洪水に捧げられる生贄伝説のような寓話がベースにストーリーは展開する。<br />
村には川に愛された美少女が行方不明になるという噂がある。ある豪雨災害が近づいている夜、少女が居なくなる。その真実とは？<br />
田舎町の若者たちの日常、紡績工場や皮革縫製工場で働く姿を随所に織り込み、都会への憧憬を思い描く若者達の「田舎から脱出したい」という思いが交錯して、地方都市の課題が浮かび上がる。<br />
アリカンテのあるスペイン南東部は、婦人靴を中心とした産地で、筆者も一度、靴工場取材に訪れたが、この映画の中でも工場内で若者の一人が靴を縫うシーンが登場する。監督の出身地とのことで、現地の実情がリアルに反映されトピックとして扱われているようだ。<br />
たまに氾濫する川は昔からそこにあるが、以前の美しい川から、工業排水で汚染された今の姿に変ってしまった様子などから、若者の未来への希望の少ない社会を作ってしまった資本主義への警鐘も感じ取れる。多分、裏テーマは、そんなところにあると思った作品だった。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/92ccf53f-386b-4b6e-b35e-81d1ebba1397/4dd2290820e48374188d4bf62fa8dadc.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/92ccf53f-386b-4b6e-b35e-81d1ebba1397/4dd2290820e48374188d4bf62fa8dadc.jpg" /><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/94b0ef04-4a7c-4b9e-ae96-4293cefffd74/d2daf6a863c717f1296a6cc93f0cd8da.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/94b0ef04-4a7c-4b9e-ae96-4293cefffd74/d2daf6a863c717f1296a6cc93f0cd8da.jpg" /></p>
<p>『アイ アム ア コメディアン』</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/1bd695b2-8a72-4f43-94b4-c750c9640f22/030dfd7152ecc41b2e71d0b18083336b.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/1bd695b2-8a72-4f43-94b4-c750c9640f22/030dfd7152ecc41b2e71d0b18083336b.jpg" /><br />
お笑い芸人、ウーマンラッシュアワー・村本大輔を追ったドキュメンタリー映画だ。福井の原発の街に育ち、原発に飼いならされる街の人々の哀歓を目の当たりにしてきた村本ならではの、胸をえぐられるようなトークとスピード感に圧倒されながら、一気にラストまで突き進んだ。終わってみれば、拍手が起こるというハプニングも。以前にも書いたが、プレス向けP&amp;I上映会では、なかなか拍手は起こらない。私の知る限りではグランプリを取った『新聞記者～ドキュメント』くらいで、もちろん、映画ジャーナリストの方々が見るほど沢山の映画は見てないので、珍しいとも言い切れないのかもしれないが、私の中では、100本に1本位の確立だった。<br />
閑話休題、父との葛藤が伏線として流れている。両親は熟年離婚し別居状態だが、それぞれと仲良く対話する村本の姿は、ありのままの彼なのだろう。特に父親とは、いつも論争になってしまう村本のいらだちに、父親の超克を目指す心模様が見て取れる。そんな父を前日に亡くした日のライブも壮絶だ。「昨日父が死にまして・・・」から始まり、父の死を笑いに変える強さも持ち合わせている気迫に押されっぱなしだ。在日韓国朝鮮人、沖縄、原発と向き合い、政治を笑いのネタにすることの困難な歪んだ日本社会に鋭くツッコミを入れる村本に「乾杯!!」。<br />
マルジェラのカットソートップにグローブトロッターのキャリーというオシャレさんの側面も垣間見えるが。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/efc63d9b-e3b4-4981-9da6-0081ed6b2750/247ecd96da450c47101918494f2c8316.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/efc63d9b-e3b4-4981-9da6-0081ed6b2750/247ecd96da450c47101918494f2c8316.jpg" /><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/bdb31a02-62e7-4eee-921d-a993191a21df/485289ec41fc29cda4166329d4953e92.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/bdb31a02-62e7-4eee-921d-a993191a21df/485289ec41fc29cda4166329d4953e92.jpg" /></p>
<p>『あつい胸さわぎ』</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/e0bcce10-8224-4942-87cd-471719e180e1/7bbb214f65f0c402fa8b5894fb707826.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/e0bcce10-8224-4942-87cd-471719e180e1/7bbb214f65f0c402fa8b5894fb707826.jpg" /><br />
<strong>©️2023映画「あつい胸さわぎ」製作委員会</strong><br />
初期の乳癌に冒された大学生の初恋と母親との葛藤を描く。とはいえ常盤貴子演ずる母親のおっとりと構えた逞しさのような懐の深さが、この映画にどことなく安心感を与えている。<br />
吉田美月喜演じる主人公の女子大生は、同じ地方大学に通う幼馴染の同級生に淡い恋心を抱いている。だがデート中に以前から友達のような姉貴のような付き合いをしてきた母親の職場仲間のマエアツとバッタリ。彼氏はマエアツの自由奔放な生き方と態度に徐々に惹かれていき。「あーあ、そうなっちゃったか～」みたいな方向へ。<br />
初期とはいえバストを失うかもしれないという乳癌という事実が、彼女の心を波立たせる。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/3600bffa-a752-4b92-a357-91d5e0b59941/7471af0c70ebc8b5d2d4b57a08523fc1.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/3600bffa-a752-4b92-a357-91d5e0b59941/7471af0c70ebc8b5d2d4b57a08523fc1.jpg" /><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/555e79bf-6e4b-47fb-a781-618a66e6a433/15e3d2c3560ec9b2cf35976ff8452bea.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/555e79bf-6e4b-47fb-a781-618a66e6a433/15e3d2c3560ec9b2cf35976ff8452bea.jpg" /></p>
<p>『月の満ち欠け』</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/b49e75be-f924-4abf-a89c-1009a0863f2e/42d1da9f18a733507816376bf4093244.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/b49e75be-f924-4abf-a89c-1009a0863f2e/42d1da9f18a733507816376bf4093244.jpg" /><br />
<strong>©2022「月の満ち欠け」製作委員会</strong><br />
輪廻転生、リインカーネーションがテーマのドラマだ。<br />
大泉洋演じる東京のサラリーマンは、妻と娘に恵まれ幸せな日々を過ごしているが、突然、妻子を交通事故で失う。娘は、生前の記憶をもとに、危機が迫る会ったこともない「生前の記憶の女性の彼氏(恋人)」に危険を知らせに向かっているところだった。目黒蓮演じるその「恋人」が、数年後、大泉洋を訪ねてくる。「あの交通事故の時、娘さんと会う約束だったのだが、それは自分の恋人(有村架純)の生まれ代わりだ」と。<br />
シーンはまた1980年代に戻って、夫からDVを受ける有村架純が、ふと出会った大学生(目黒蓮)と恋に落ちる。その大学生が、後に大泉洋に会いに来る訳なのだ。あ〜複雑。更にリインカーネーションが重なっていき、ちょっともう一回観ないと混乱して頭が整理つかない感じ！<br />
80年代の高田馬場駅前、ビックボックスなど懐かしい風景が人と車以外は、全てCGで甦える。ややクルマが古過ぎる気もしたが、丁度あの頃、高田馬場駅を利用して大学に通っていた筆者としては、懐かしすぎて、個人的な思い出も心の引き出しから飛び出してきて、結果ストーリーに追いつけず、混乱のうちに映画は終わってしまったというのが、正直なところだ。もう一度観たい!!</p>
<p>『アルトマンメソッド』</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/e28bd7fa-eb09-4506-b6d1-219296bded54/f5f8d0e69f337ad6a3dcee552849c591.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/e28bd7fa-eb09-4506-b6d1-219296bded54/f5f8d0e69f337ad6a3dcee552849c591.jpg" /></p>
<p>イスラエル映画だが、アラブ人に対する偏見や差別をさり気なく皮肉った作品にも見えた。<br />
生徒が集らず道場を閉めなくてはならなくなった武道家のアルトマンが自宅マンションの掃除婦を装ったテロリストに襲われたが、「相手を無力化」、つまり逆に刃物を奪って自己防衛で殺害したというところから、話は始まる。売れなくなった元女優の妻は、復活を目指して歌のレッスン中だ。被害者としてテレビインタビューを受けるうちに、彼に護身術を習いたいと生徒が殺到して、道場を復活させる。今度は宣伝用に妻をテロリスト役に見立てて動画も作りはじめる。<br />
そんな中、妻は家の中の包丁が一つ足りないのに気付く。あ～怖!!</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/88ea5a3d-4e2e-42e3-8219-530e76f23080/a944afd970f6f087afbcb354a7574db1.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/88ea5a3d-4e2e-42e3-8219-530e76f23080/a944afd970f6f087afbcb354a7574db1.jpg" /><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/83064af7-919b-4191-af4c-d764fc0794bb/5125e4faba40ffdd4a921aeeb87193aa.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/83064af7-919b-4191-af4c-d764fc0794bb/5125e4faba40ffdd4a921aeeb87193aa.jpg" /></p>
<p>『クロンダイク』</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/96a06c9e-da4d-42cf-87f3-18f44222556c/d0b6cda50257db316c0d74435981bfff.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/96a06c9e-da4d-42cf-87f3-18f44222556c/d0b6cda50257db316c0d74435981bfff.jpg" /><br />
2014年マレーシア航空撃墜事件当時のドネツク州のウクライナ人妊婦と夫、そして妻の弟の話。親ロシア軍が支配するエリアの野原に住むが、夫は親ロシア派を装い、事なきを得ようとする。一方キーウから戻った弟は、臨月に近い姉に「キーウに逃れよう」と説得するも、「私はここで産む」と拒否される。<br />
誰が撃ったか分からない砲弾が家を直撃したり、マレーシア航空機を撃ち落としたりと混沌とした状況の中、牛の搾乳、妊娠期の葛藤などの日常と空襲警報の非日常が繰り返し襲ってくる恐怖。あまりにも暗澹たるシチュエーションのもと、暗いドキュメンタリーのようなドラマに深いため息しか出ないが、これがまさに現実のウクライナ東部なのだろうと想いを馳せる映画だ。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/3b009fb4-451e-49a7-b876-6d5c1d5f4556/a01a6dee91f6dce7396b95419ca33e08.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/3b009fb4-451e-49a7-b876-6d5c1d5f4556/a01a6dee91f6dce7396b95419ca33e08.jpg" /><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/5e722669-e91c-464b-a34f-5d3cfdbc5a26/0b129e911cb4fbde5dd04bd19a26ac60.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/5e722669-e91c-464b-a34f-5d3cfdbc5a26/0b129e911cb4fbde5dd04bd19a26ac60.jpg" /></p>
<p>脳を刺激し、新たな境地へと誘ってくれる映画の力に、毎年感謝の気持ちが強くなる一方だ。世界の片鱗を、ここ東京に居ながらにして感じ、接しているかの如く追体験させてくれる有難い媒体だと。「いや～映画って本当に最高ですね。ハイ、それではサイナラ、サイナラ～」</p>
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		<title>東京国際映画祭で知る世界</title>
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		<pubDate>Tue, 23 Nov 2021 11:11:07 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/3085263f-6419-4dfd-b8f2-97ee118f0c12/ff24daf50685b98a9ec7b1e2095c6ce1.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/3085263f-6419-4dfd-b8f2-97ee118f0c12/ff24daf50685b98a9ec7b1e2095c6ce1.jpg" /></p>
<p>第34回東京国際映画祭が2021年10月30日～11月8日、日比谷・有楽町・銀座地区で開かれた。昨年の六本木地区から開催地が変わり、少々勝手が分からないでもなかったが、まずはプレスバッジとカタログをゲットしてスタート。メディア向けのP&amp;I上映スケジュールをチェックしたが、今年もやはり1作品につき1回のみで増えていない。いつも思うのだが、一般上映に混ぜて、P&amp;Iの視聴機会を増やしてもらえたら、どんなに助かるか。映画専門のジャーナリストであれば、こなせるかもしれないが、様々なジャンルをカバーしている筆者としては、もう少し機会を拡大してほしいと思う次第で、毎回アンケートには書いているのだが…。<br />
さて、そんな訳で今回は3作品を紹介する。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/efb3288b-567f-48ab-8d3d-43973798730c/e7feb0f45b971f1bd33a80b924949e3d.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/efb3288b-567f-48ab-8d3d-43973798730c/e7feb0f45b971f1bd33a80b924949e3d.jpg" /></p>
<p><strong>© 2021 Mod Producciones, S.L. / La Loma Blanca Producciones Cinematográficas, S.L. / La Hija Producciones la Película, A.I.E.</strong></p>
<p>スペインの山奥で繰り広げられるサスペンス『ザ・ドーター』。<br />
少年犯罪者の更生施設に入れられている妊娠中の少女イレーネは、指導員のハビエルに連れられて山岳地帯のハビエルの住む一軒家に匿われる。ハビエル夫妻は生まれてきた子を養子にするという条件で、イレーネを失踪したことにし、イレーネの出産を手伝う。イレーネはお腹の子供の父親である恋人に会いたいと、こっそり街に出ていくなど、ハビエル夫妻を苛つかせる。単純に子供を養子縁組すれば済むだろうことに、ここまでややこしい企てが必要なのかは置いといて、ハビエル夫妻の願望が、やがて人の道を外れるほどに正常ではなくなる心理の変化の恐ろしさを目の当たりにする。ハビエル夫妻の飼っている獰猛な犬2匹にも、その恐ろしさが乗り移って伏線を敷いているようにも見えた。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/4e676d1f-cc27-48fe-9bb4-0383a6e3774b/a8c09b170a3628fc5845557a03f90fe9.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/4e676d1f-cc27-48fe-9bb4-0383a6e3774b/a8c09b170a3628fc5845557a03f90fe9.jpg" /><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/554632a5-74dc-43d8-b01b-6ee94195d14d/e06d3b4ce2e4db8d2495fe7221979b4b.JPG" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/554632a5-74dc-43d8-b01b-6ee94195d14d/e06d3b4ce2e4db8d2495fe7221979b4b.JPG" /><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/5fcdfbc0-85e5-469a-a560-a94b93916312/726cd03112d3d4f2f225340afa438c81.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/5fcdfbc0-85e5-469a-a560-a94b93916312/726cd03112d3d4f2f225340afa438c81.jpg" /></p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/c52f96bd-c6ac-447f-b097-519275628c79/5422ccfb7a14c34644882b229ac08eb6.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/c52f96bd-c6ac-447f-b097-519275628c79/5422ccfb7a14c34644882b229ac08eb6.jpg" /><br />
続いて台湾映画の『アメリカン・ガール』。<br />
SARS（重症急性呼吸器症候群）が猛威を奮っていた2003年。13歳の少女ファンイーは、母、妹と暮らしていたロサンゼルスを後にし、父の待つ台湾に戻ってきた。肺癌と診断された母の本格的な治療を開始するためだった。父は久しぶりに同居する妻や娘たちを気遣いながらも仕事に追われ、母は体調も精神状態も不安定に。そんな中、編入したカトリック系の学校で「アメリカン・ガール」とあだ名を付けられたファンイーは、孤独といらいらを募らせ、「ロスに帰りたい」と思い詰めていく。母親の具合が芳しくない中、さらに妹がSARS疑いの病気になり、家族がバラバラになりそうな状況に。果たして家族の絆を取り戻せるのか。淡々と日常を描くリアリティーのあるドラマで、今回一番の収穫だった。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/d70f2adb-35b8-495f-b789-be39fa743146/3d50b68008fa58524adccff0ea2ef90b.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/d70f2adb-35b8-495f-b789-be39fa743146/3d50b68008fa58524adccff0ea2ef90b.jpg" /><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/d7a9a155-6f9b-4190-ad1f-054ee352b7b4/26f9903fce49cc54df0ba3388a5ec090.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/d7a9a155-6f9b-4190-ad1f-054ee352b7b4/26f9903fce49cc54df0ba3388a5ec090.jpg" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/a630415d-fd7e-49e0-9717-8405fca9bfcd/0c92c77a27baf61e9ea179b70346de8f.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/a630415d-fd7e-49e0-9717-8405fca9bfcd/0c92c77a27baf61e9ea179b70346de8f.jpg" /></p>
<p>最後はフィリピン映画の『ブローカーたち』。<br />
不動産会社の新人マイクは、契約が取れずに悪戦苦闘する日々。ある日、「高速道路出口から近くて、マンションを建てるための広くて静かな土地を探している」との依頼が舞い込む。地方議会の議員をしている父に相談すると、マイクの幼なじみのジェスに相談してみたらとアドバイスされる。ジェスに会い、頼んでみると地主のテシー夫人を紹介されるが、その一部がスラム街になっていて、多くの住民が暮らしていた。周囲の広々とした土地は依頼主の意に適うと、マイク、ジェス、そしてマイクの父も加わり、市長も取り込みながら土地取得合戦が始まった。しかし、この土地を離れたくない人々、立退料に群がる人々、この機をチャンスと暗躍する人々など、大きな欲望と小さな欲望が絡み合って、事態は混とんとしていく。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/5329bb9e-4868-451d-ae70-e5837e9d9bfa/307f7fe73fcbe35062932be20cafb3e3.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/5329bb9e-4868-451d-ae70-e5837e9d9bfa/307f7fe73fcbe35062932be20cafb3e3.jpg" /><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/c3247533-fe1d-48b6-8773-7f27507e99de/74bef467c2555c31a8316d4f76302674.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/c3247533-fe1d-48b6-8773-7f27507e99de/74bef467c2555c31a8316d4f76302674.jpg" /><br />
マニラの貧富の差を、まざまざと見せつける社会派ドラマの態を成しながら、サスペンスの要素も盛り込んだエンターテインメントに仕上がっているが、むしろ、これが「真の姿なのでは」と思わせる厄介さを抱えた社会が垣間見えた作品だった。<br />
世界を知る手段の大切な1週間が終わった。<br />
来年には、P&amp;Iスケジュールが拡大されることを願う。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/cd47808a-52f5-47ae-99b5-7ec394455bc5/a7b828376414053317b05dcf4a7d24fe.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/cd47808a-52f5-47ae-99b5-7ec394455bc5/a7b828376414053317b05dcf4a7d24fe.jpg" /><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/8671b314-873a-4436-9273-9f7d71e2a4d6/bc45b252e3070238478b6bbc7e4e780b.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/8671b314-873a-4436-9273-9f7d71e2a4d6/bc45b252e3070238478b6bbc7e4e780b.jpg" /></p>
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		<title>学ぶ、知る、東京国際映画祭</title>
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		<pubDate>Mon, 16 Nov 2020 09:47:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[kubo]]></dc:creator>
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		<description><![CDATA[<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/809e4cb5-71f5-4cec-94f9-67742609586c/4bfafdbefca0b0609c6d720029b54d94.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/809e4cb5-71f5-4cec-94f9-67742609586c/4bfafdbefca0b0609c6d720029b54d94.jpg" /></p>
<p><strong>アンバサダーの役所広司<br />
©2020 TIFF(以下全て)</strong><br />
<a href="https://2020.tiff-jp.net/ja/" target="_blank" data-cke-saved-href="https://2020.tiff-jp.net/ja/">「第33回東京国際映画祭」</a>が2020年10月31日～11月9日、六本木ヒルズ、EX シアター六本木、東京ミッドタウン日比谷、日比谷ステップ広場を主会場に開催された。<br />
ファッション業界としては毎回、この東京国際映画祭から学ぶものが多いのだが、今回は特に一般に向けた有料チケットやセレモニーの在り方、メディアの発信方法などでも真似すべきだなと感じる部分が多かった。<br />
さて今回も14参加作品を鑑賞したので、斜め斬りしてみたい。もちろん筆者の好みで選択しているので、完全に偏っており、ほぼ賞に入らないという快挙を成し遂げた(^-^;。昨年は『i-新聞記者ドキュメント』が受賞したので、真逆だったのだが。<br />
映画の主題をなすものには、「格差社会」や「人種・女性差別」「人権」といった社会に根差したテーマが多く見られ、解決できていない現代社会への警鐘が、むしろ増えている気がしてならない。もう一つはある意味、永遠のテーマかもしれない「家族」を主題とするものがそれなりに見られた。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/c5a4f46b-4920-449e-bee8-e303c4d1bb72/32d231cdb7dece1d9760d1ad27119880.JPG" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/c5a4f46b-4920-449e-bee8-e303c4d1bb72/32d231cdb7dece1d9760d1ad27119880.JPG" /><br />
まずは「観客賞」を獲った<a href="https://kuitomete.jp/" target="_blank" data-cke-saved-href="https://kuitomete.jp/">『私をくいとめて』</a>。「家族」がテーマというのも、ちとこじつけだが、まあ恋愛も、おひとり様も家族への第一歩かも??。のんが演じる31歳独身OLの脳内に棲みついたもう一人の「私」(何故か男だが)との脳内会話が楽しい。12月18日から全国ロードショーなので、気軽に楽しんで観てほしい。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/4c5c6d51-387d-4695-9969-621d887819cf/6cdf2a00b4a0c0b65abff283ca193d08.png" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/4c5c6d51-387d-4695-9969-621d887819cf/6cdf2a00b4a0c0b65abff283ca193d08.png" /><br />
<a href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3301TKP17" target="_blank" data-cke-saved-href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3301TKP17">『最後の入浴』</a>はポルトガル北部・ドウロ渓谷の小さな村を舞台に祖父に育てられた青年と修道女の叔母との関係を性と母性の視点から描く。祖父が亡くなり、叔母が面倒を見るのか、養護施設に預けられるのかの選択を迫られる時間の中で、叔母の心が揺れ動いていく。そこへ青年を捨て、家を出て行った母親が現れて同居を望む。「家族」の意味に一石を投じる。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/526b64d9-8564-4e98-935d-4dd61e64cf0c/c7b13289311d27b74f96e20924a2c0d9.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/526b64d9-8564-4e98-935d-4dd61e64cf0c/c7b13289311d27b74f96e20924a2c0d9.jpg" /><br />
<a href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3304WFC08" target="_blank" data-cke-saved-href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3304WFC08">『老人スパイ』</a>は老人ホームへの内偵調査で探偵事務所に採用された80歳代の老人男性、セルヒオが主人公。依頼者はそのホームに老親を預ける親族で、虐待や盗難などが無いかを調べてほしいとのこと。本当の老人ホームを使い、入所者に対して「テレビの撮影」と偽ってカメラクルーが潜入。その映像とセルヒオの持つ万年筆にはめ込まれたカメラなどのビデオ映像も含め、笑いあり涙ありのヒューマンドキュメンタリーだ。セルヒオの報告の締めが実に良い。これが「家族」だよなと納得の一言。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/3ddbf8f2-c36f-4cb3-abba-7a2d72c1a93a/874b94ff3ee6083ffc66ffefb1106ee3.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/3ddbf8f2-c36f-4cb3-abba-7a2d72c1a93a/874b94ff3ee6083ffc66ffefb1106ee3.jpg" /><br />
<a href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3301TKP12" target="_blank" data-cke-saved-href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3301TKP12">『二月』</a>は、ブルガリアの羊飼いの一人の男の8歳、18歳、82歳の時期を描いた作品。寡黙で淡々と生きる男とその「家族」との関係も含め、長大な叙事詩を読み解くような時間は、なんとも贅沢。ブルガリアの雄大で過酷な自然の映像美も堪能できる。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/76750f5a-d4a9-4055-8f9a-a55967c26518/3ead19036bca3382c46efa0bd3f6f06c.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/76750f5a-d4a9-4055-8f9a-a55967c26518/3ead19036bca3382c46efa0bd3f6f06c.jpg" /><br />
韓国生まれの台湾人高校生の生活を描く<a href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3301TKP16" target="_blank" data-cke-saved-href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3301TKP16">『チャンケ:よそ者』</a>は、韓国における台湾人差別と真っ向から取り組んだ作品だ。もちろん「人種差別」もテーマではあるのだが、台湾人のために領事窓口として働く厳格な父親への反発や韓国人の母親との葛藤、そして父の死で浮かび上がる「家族」の絆が温かい余韻を伴う。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/38366f08-27f1-4b02-ae5e-6112c9b12dff/a70d0ec4993ff69bd0c42f9572cb361e.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/38366f08-27f1-4b02-ae5e-6112c9b12dff/a70d0ec4993ff69bd0c42f9572cb361e.jpg" /><br />
あまりにも軽すぎて拍子抜けしたのは、フランス映画の<a href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3304WFC03" target="_blank" data-cke-saved-href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3304WFC03">『ラヴ・アフェアズ』</a>。男女の頭と下半身の相関関係と相克が馬鹿馬鹿しく描かれ、最後の方には「いい加減にしろや～」と思ってしまう「家族」や夫婦の在り方を反省させられる一作。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/788c4423-343c-4f98-a2e4-44a6ce599951/76f6dfb31b3b4fee1ae3cb833c5dfa19.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/788c4423-343c-4f98-a2e4-44a6ce599951/76f6dfb31b3b4fee1ae3cb833c5dfa19.jpg" /><br />
邦画の<a href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3301TKP13" target="_blank" data-cke-saved-href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3301TKP13">『初仕事』</a>は6ヶ月前に妻を亡くした男から、「昨日亡くなった0歳児の遺影を撮ってほしい」と依頼を受けた若手カメラマンと依頼人、写真事務所スタッフとの数日を描く。モチーフの深刻さとは裏腹に、不思議な会話のやり取りに違和感を覚えながら、鑑賞することに。アングラ劇団の三文芝居を見ているような感覚に陥った。「家族」の在り方への一風変わったアプローチは、評価が分かれることだろう。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/69269ec1-cbe2-4786-8478-57f4fb0f0c54/b94e3a6120f90d42181dba8656f9ba2a.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/69269ec1-cbe2-4786-8478-57f4fb0f0c54/b94e3a6120f90d42181dba8656f9ba2a.jpg" /><br />
さてさて、ここからは本領発揮の社会派テーマの作品たちをご紹介。<br />
まずは現代からということで、日本の罪を問う作品<a href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3304WFC15" target="_blank" data-cke-saved-href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3304WFC15">『海辺の彼女たち』</a>。ベトナム人技能実習生の3人の女性が、劣悪な条件の派遣先からパスポートや滞在許可証も持たず、夜逃げ同然で青森の漁港にやってくる。ブローカーのベトナム人にカモにされながら、出口の見えない現実の中、友情も打ち砕かれていく。ほぼ真実だろう「格差」「人種差別」「人権」侵害をリアルに告発したドラマだ。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/040fe75c-d221-44e3-83f0-8e31dccc7d53/ced9ecefd009d5868bca1e17398848e6.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/040fe75c-d221-44e3-83f0-8e31dccc7d53/ced9ecefd009d5868bca1e17398848e6.jpg" /><br />
イランのホームレス社会の深刻さを描いた<a href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3301TKP24" target="_blank" data-cke-saved-href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3301TKP24">『ノーチョイス』</a>は「人権」派女性弁護士と恋人に代替妊娠をさせて赤ん坊を売買する男との闘いを描く。子供を産ませないように卵管結索術を本人の同意なく行った人道支援を続ける女性医師との法廷闘争を主軸にストーリーは展開するが、原告、被告どちらにも、この社会の「格差」と不条理を告発する意識が底流には潜んでいる。勧善懲悪ではないからこそ、見応えのあるドラマに仕上がっているのだが、結末には胸が締め付けられる。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/4e5a500b-c918-4ed3-8016-a041b219681a/7a20584722d6725f7af1f065c99cba24.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/4e5a500b-c918-4ed3-8016-a041b219681a/7a20584722d6725f7af1f065c99cba24.jpg" /><br />
「TIFFティーンズ」ラインナップだが、辛口の青春ストーリーなのは<a href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3308YTT03" target="_blank" data-cke-saved-href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3308YTT03">『私は決して泣かない』</a>。ポーランドの小さな町で母と障害者の兄と暮らす17歳のオラ。父親はアイルランドに出稼ぎ中だ。車の免許が取れたら、買ってくれると約束しているが、父の事故死の訃報が届く。遺体を引き取るために、オラは一人、アイルランドへと向かうが手がかりは少なく、街をさ迷う。出稼ぎ労働者の置かれる「格差」問題、「人権」が問われる労災不備問題と様々なテーマが浮かび上がる。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/6e64e1a6-a458-4c3f-ae50-1f711ab9117b/3e5516ca3458cd011be8cb895ef1d736.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/6e64e1a6-a458-4c3f-ae50-1f711ab9117b/3e5516ca3458cd011be8cb895ef1d736.jpg" /><br />
フランス映画の<a href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3304WFC02" target="_blank" data-cke-saved-href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3304WFC02">『デリートヒストリー』</a>は、「ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト)」運動にも参加したパリ郊外に住む仲良し3人組が主人公。離婚して酒で失敗を犯す母親。タクシー運転手だが評価が最悪で仕事が入ってこない女性。AIとも知らずに電話営業の女性に片思いする男。この3人組がGAFAの牛耳るネット社会に翻弄され、ついに逆襲作戦を決行するという奇抜なストーリー。シュールかつ大胆な表現で館内大爆笑なのだが、フランスの「格差」社会やネットにおける「人権」など世界共通の課題も垣間見える。<br />
続いて歴史的視点からの社会派テーマ作品だ。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/1557f221-ccde-4d5b-8d38-5edfbb07c1ef/284cd123a98de8bed38f8b41064d9322.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/1557f221-ccde-4d5b-8d38-5edfbb07c1ef/284cd123a98de8bed38f8b41064d9322.jpg" /><br />
<a href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3301TKP22" target="_blank" data-cke-saved-href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3301TKP22">『モラルオーダー』</a>は、 20世紀初頭のポルトガル・リスボンの上流社会を描いた伝記物。伝統ある日刊紙の創業家の娘で代表者のマリアが、夫や息子の不貞に反発し、自立と自分らしい生き方を模索していく様を描いた。ブルジョワ社会と平民、そして虐げられる女性たちといった「差別」がテーマとなっている。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/9df08a6b-25b0-4759-b970-d6117b68a40b/f2e951ad3d609a1b1ff8ebd47d9dc582.png" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/9df08a6b-25b0-4759-b970-d6117b68a40b/f2e951ad3d609a1b1ff8ebd47d9dc582.png" /><br />
こちらも実際に起こった事件を取り上げた<a href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3304WFC01" target="_blank" data-cke-saved-href="https://2020.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3304WFC01">『親愛なる同志たちへ』</a>。スターリン後の1962年のソ連で、地方都市ノボチェルカッスクで物不足と物価高に対するデモが発生し、それを中央から送り込まれたスナイパーが銃撃する事件が起こる。この事件を知られまいとして、箝口令が敷かれ、遺体は秘密裏に埋葬される。娘がデモに参加した市の党委員会幹部の母親の葛藤、さらには行方不明になった娘探しを巡って、KGBメンバーとの心の交流も描かれ、当時のソ連の地方の雰囲気が活写されている。「人権」とは何か、自由とは何かを改めて考えさせられる一作。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/4fbe808e-cda4-44f7-be9e-52db86f0ce7c/e7270ff8503995e91ee177ba90f131f7.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/4fbe808e-cda4-44f7-be9e-52db86f0ce7c/e7270ff8503995e91ee177ba90f131f7.jpg" /><br />
<a href="https://cinerack.jp/anya/" target="_blank" data-cke-saved-href="https://cinerack.jp/anya/">『アーニャは、きっと来る』</a>は人類最大の「人種差別」であろうナチスドイツとユダヤ人脱出の話。フランス・ピレネー地方の小さな村にもナチスが迫り、逃げてきたユダヤ人の子供たちをスペインへと脱出させる計画が進む。主人公の少年は、そのことを知り、食料の買い出しに尽力するが、優しいナチス軍人との心の交流も。彼もベルリン爆撃で愛する子供を亡くし、悲しんでいる。果たして脱出作戦は成功するのか?。11月27日から全国ロードショー。<br />
最後の2作に共通しているのは、加害者側の組織に居ながら、人間的には真っ当で素晴らしい人格の持ち主であっても、時代と組織の狭間で、それを貫けないもどかしさと、敵でありながら、味方のような関係性が生まれる本源的な人間性の賛歌も主題の一つとして輝きを持っていることだ。人が悪いのではなく、その時代を作った本質的なミスが何なのかを知り、批判し、改めるよう動くことが大切だと教えてくれる。<br />
コロナ下での実施となった第33回東京国際映画祭だが、感染対策を施しての開催で成果を上げたといえよう。フィジカルなショーが少なかった東京コレクションも、来年にはこれらの教訓に学んで、フィジカルの実施を強化してほしいと思った次第だ。</p>
<div><a href="https://cubocci.com/topics/10269/">「 学ぶ、知る、東京国際映画祭 」の続きを読む</a></div>]]></description>
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		<title>世界を疑似体験する旅「第32回東京国際映画祭」</title>
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		<pubDate>Thu, 14 Nov 2019 15:00:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[kubo]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[hot topics]]></category>
		<category><![CDATA[広瀬アリス]]></category>
		<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[東京国際映画祭]]></category>

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		<description><![CDATA[<p><img style="font-size: 14.08px;" alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/75dd6adf-3b6c-4d67-890f-719a93908ad7/b510b31b375ca2f2faff6e47c8f2b089.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/75dd6adf-3b6c-4d67-890f-719a93908ad7/b510b31b375ca2f2faff6e47c8f2b089.jpg" /></p>
<p><strong>第32回国際映画祭のミューズは広瀬アリス</strong></p>
<p>2019年10月28日から11月5日まで開催された第32回東京国際映画祭が閉幕した。今回は、TOHOシネマズ六本木とEXシアターのP&amp;I上映11本を観ることができた。</p>
<p>毎回、世界の作品に触れることで世界を疑似体験し、歴史から学び、今を生きるヒントをもらう事ができるこの機会に感謝している。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/c36ae2ce-14b6-4962-a191-28b0a57e7587/36515d1095728fccc1f356da60cd7283.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/c36ae2ce-14b6-4962-a191-28b0a57e7587/36515d1095728fccc1f356da60cd7283.jpg" /></p>
<p><strong>©2019「ｉ－新聞記者ドキュメント－」製作委員会</strong></p>
<p>さて今回初めて経験したのが、上映後の会場からの拍手。何年も取材しているが、マスコミ向けのP&amp;I上映で拍手が起こったのは、初めての事だったから少々面食らった。何せクールに観る人たちばかりなのだから。その作品は<a href="https://i-shimbunkisha.jp/" target="_blank" data-cke-saved-href="https://i-shimbunkisha.jp/">『i―新聞記者ドキュメント―』</a>で、11月15日から新宿ピカデリー、ユーロスペースほかで公開される。今年ヒット作となった<a href="https://shimbunkisha.jp/" target="_blank" data-cke-saved-href="https://shimbunkisha.jp/">『新聞記者』</a>のリアルドキュメント版で、モデルとなった「東京新聞」の望月衣塑子記者を追いかけたものだ。社会部の記者でありながら、官邸記者会見に出席し、政府側司会者からの発言妨害を受けながらも果敢に挑戦する女性記者の日常の取材活動に密着した力作だ。森友学園問題では、籠池夫妻に独占取材したり、辺野古埋め立て問題の現地取材などでも徹底して疑問をぶつける彼女のスタンスは、ジャーナリストとして当然至極のことなのだが、メディア全体が忖度と同調圧力に屈している今日の危機的状況を分かりやすく詳らかにしてくれる。そしてなんと日本映画スプラッシュ作品賞を受賞したのだ。審査員たちの矜持に敬意を表したい。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/9da83c70-040d-4df9-a7ff-d689fdb738af/62ec8c2155cafc108432fef149879220.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/9da83c70-040d-4df9-a7ff-d689fdb738af/62ec8c2155cafc108432fef149879220.jpg" /></p>
<p><strong>© 「海辺の映画館―キネマの玉手箱」製作委員会／PSC 2020</strong></p>
<p>さらに映画の在り方は、軍靴の足音が聞こえてきそうなこのご時勢に警鐘を鳴らす機能を強めているようだ。今回の映画祭で特集された大林宣彦監督の最新作『海辺の映画館―キネマの玉手箱』は、今夜限りで閉館する映画館で戦争をテーマにした上映作品の中へタイムリープする3人の若者という設定で、時にはコメディーのように、時にはCGとアニメのコラージュのように、そして時にはファンタジックな寓話のように展開していく。戊辰戦争、中国大陸への侵略、沖縄戦、広島原爆投下と戦の惨めさ、愚かさ、人々の切なさを訴える。2020年4月公開予定だ。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/7f9070a5-3f1b-4bc9-9d7e-5eed754c4904/79bfa4e9c4e1250f4814a86c2fe0a6be.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/7f9070a5-3f1b-4bc9-9d7e-5eed754c4904/79bfa4e9c4e1250f4814a86c2fe0a6be.jpg" /></p>
<p><strong>©Teresalsasi</strong></p>
<p>スペイン・アルゼンチン映画『戦争のさなかで』は、ナチスドイツの後押しを得て政権獲得したフランコが台頭する時代に生きた哲学者で劇作家のミゲル・デ・ウナムーノを描いた作品。ファシズムを甘く見ていたことに気づき、自身が学長を務めていた内戦下のサラマンカ大学で、反乱軍(フランコ軍)兵士を前にスペイン人すべての平和を願った反戦演説を行い、学長を更迭されるまでを描く。だんまりを決め込むこともできた環境だったが、壇上で耐えられず、演説を始めるウナムーノの哲学者としての信念が、観る者に鋭く問いかけてくる。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/5077a5e9-7809-4160-b4e1-87bf53035f5d/8a57febbad5fa892c62768d7951e4cad.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/5077a5e9-7809-4160-b4e1-87bf53035f5d/8a57febbad5fa892c62768d7951e4cad.jpg" /></p>
<p>『戦場を探す旅』はフランス・コロンビア合作で、1860年代、当時は黎明期だった報道カメラマンがメキシコ干渉戦争中のフランス軍の写真を撮りに行く道程の話だ。フランス軍将軍の許可を受けた報道カメラマンがジャングルを戦場探しに歩く。現地のメキシコ先住民と出会い、彼を弟子に連れ歩きながら戦場へとたどり着く。弟子との友情も生まれ、いざ戦場の写真を撮れるかと思いきや。実はクリミア戦争で息子を失った事を心に仕舞い込んでおり、息子の惨状の追体験が目的だったのかもしれない。</p>
<p>「正義」のもとに「正義」の存在しない戦争を繰り返す人類の目を覚ますことは、いつになったらできるか。<a href="https://blog.apparel-web.com/theme/trend/author/kubo/b80e3a7a-4d09-4720-b958-7cdacac8809a" target="_blank" data-cke-saved-href="https://blog.apparel-web.com/theme/trend/author/kubo/b80e3a7a-4d09-4720-b958-7cdacac8809a"><br />
</a></p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/3a0a347e-40d5-499a-9b1a-d9eea455fa83/f03d10c2b64a2db4413f39ff8b53665a.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/3a0a347e-40d5-499a-9b1a-d9eea455fa83/f03d10c2b64a2db4413f39ff8b53665a.jpg" /></p>
<p><strong>©Authrulu (Shanghai) Digital Media Co.,ltd.©Youth Film Studio</strong></p>
<p>続いてテーマに挙げられるのは都会と田舎、閉ざされた社会や因習とその外の世界といった環境の対極性。</p>
<p>中国映画の『チャクトゥとサルラ』は、内モンゴルに住む夫婦の関係性を閉じた社会と開けた社会の対比で描いている。夫のチャクラは、大草原での慎ましい暮らしに飽き飽きして、都会へと出たがり、妻のサルラは自然や動物と共に生きる毎日を大切に思う。互いに必要としていながら、すれ違う二人の日々を美しい草原の景色と都会化が進む街を交えながら描き、最優秀芸術貢献賞を獲得した。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/00897afc-a3bb-4638-8593-20f7c8cfa40f/e81a09a97c4d37c4304e4801a0552999.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/00897afc-a3bb-4638-8593-20f7c8cfa40f/e81a09a97c4d37c4304e4801a0552999.jpg" /></p>
<p><strong>©BNK48 FILMS</strong></p>
<p>タイの『私たちの居場所』は、BNK48のメンバーが数人登場する青春映画。ジェニスが演じるスーはフィンランドへの留学を目指すが、本音は今の暮らしから逃れたいだけのよう。ミュージックが演じる親友のベルは、そんなスーを支えるが、自身はこの田舎町から出ようとは考えていない。二人が抱える家族や亡くなった母親への想いなどが交錯して、タイの田舎町と世界との乖離を感じさせる。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/53449cc4-741d-4979-a3e4-e8170525c075/673fb39cf86e1303740229e98eee38b6.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/53449cc4-741d-4979-a3e4-e8170525c075/673fb39cf86e1303740229e98eee38b6.jpg" /></p>
<p>移民問題を絡めて田舎の地域社会の閉塞感を描いたスウェーデン映画『約束の地のかなた』は、ルーマニアから働き口を求めてスウェーデンにやってきた少女サビーナと街の少女エーリンとの間に芽生えた友情を軸に、移民に対する差別感も根強い田舎町の風景の中で、彼女たちの交流と旅立ちを見つめた作品だ。舞台となる街には、汚染物質を川に流す工場があり、時折、飛行機がこの汚染物質を中和させるための薬剤を散布するが、これが雪のように見えて美しくもあり、毒々しくもある。まるで原発施設を補助金で押し付けてきた日本各地の美しき田舎町が重なって見えるようだ。都合の悪いものを田舎に押し付けて、その田舎町は移民を排除したいと頑なに保守化していく。社会全般に通底する課題をさりげなく織り込んで、ピュアな二人の少女の友情だけが明るい未来を指し示しているという事かもしれない。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/52b29508-3ecf-4dde-9eb3-3926dc5c02fa/1b41d1f1b66234625580caedf2a98f91.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/52b29508-3ecf-4dde-9eb3-3926dc5c02fa/1b41d1f1b66234625580caedf2a98f91.jpg" /></p>
<p><strong>©Kaz Film</strong></p>
<p>トルコ映画『湖上のリンゴ』は、凍った湖上に落ちている1個の齧りかけのリンゴから始まる。それがどうしてそこにあるかが紐解かれていく。1960年代のアナトリアの田舎町を舞台に母と暮らす少年ムスタファの初恋の話。ムスタファは、アシュク（吟遊詩人）になるため、親方のもとで修業に励む。初恋の少女から赤いリンゴを土産として頼まれる。アシュクの技を披露する会がまるでラップバトルを思わせて面白い。歌いながら、対戦相手を罵倒するのは、実は昔からある作法なのだと発見させられる。さて旅先からリンゴを持ち帰ったムスタファは、少女の婚礼の宴でリンゴを渡し、民族楽器のサズを弾き歌う。親方も歌うのだが、それを遮るように新郎がダンス音楽を命じて、民俗音楽はかき消されてしまう。この辺りに消えゆく伝統と現代化の波の相克が垣間見える。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/eac35e93-48d7-4214-929a-1fb803785dfd/54b776a33328a44e7da1e6bf0c22c1a5.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/eac35e93-48d7-4214-929a-1fb803785dfd/54b776a33328a44e7da1e6bf0c22c1a5.jpg" /></p>
<p><strong>©Bagnold Films Ltd 2019</strong></p>
<p>『バクノルド家の夏休み』はイギリス映画で、青年と母親の交流を描く。夏休みに離婚した父親が住むフロリダに行く予定だったが、ドタキャンになってガッカリの15歳、ダニエルはヘビメタ好きで、その風貌と態度からアルバイトがなかなか決まらない。図書館勤務の母親はダニエルの学校の歴史教師にデートに誘われる。揺れ動く母と息子の掛け合いが愛おしい作品。ロンドン郊外の長閑な住宅街からフロリダへ行く憧れやヘビメタバンドの未来など、広がる世界への未来を感じさせるハートウォーミングストーリーだった。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/4892183c-7a07-44d2-93fa-36480aa3a7ff/0f748c8de78ea74471595cf66c02a056.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/4892183c-7a07-44d2-93fa-36480aa3a7ff/0f748c8de78ea74471595cf66c02a056.jpg" /></p>
<p><strong>©2019「花と雨」製作委員会</strong></p>
<p><a href="https://phantom-film.com/hanatoame/" target="_blank" data-cke-saved-href="https://phantom-film.com/hanatoame/">『花と雨』</a>は、ラッパーSEEDAのアルバムから着想を得て作られた。主人公の青年を若松将、彼を支える姉役が大西礼芳。そして大麻密売組織の女親分役が紗羅マリーなのだが、彼女はミュージシャンでもあり、ストリートブランド<a href="http://e.usen.com/mode/25216/" target="_blank" data-cke-saved-href="http://e.usen.com/mode/25216/">「イロジカケ」</a>のデザイナーでもある。さて本題へ。心の葛藤をラップで歌にぶつける主人公だが、大麻の栽培、売人へと手を染めて転落していく。理想と現実、闇社会と表社会、「板子一枚下は地獄」の不条理を垣間見せ、閉ざされた世界とその外界の狭間でもがく青年群像も都会化の歪みと矛盾の産物なのだろう。そこに潜む人間の弱さが本作の主要な観点のような気がした。2020年1月17日からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開予定。</p>
<p>東京国際映画祭を通じた映画を巡る旅は、インナートリップでもあり、世界を疑似体験する貴重なツールでもあると、つくづく思った1週間だった。</p>
<div><a href="https://cubocci.com/topics/10178/">「 世界を疑似体験する旅「第32回東京国際映画祭」 」の続きを読む</a></div>]]></description>
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		<title>世界のありのままを伝えてくれる東京国際映画祭</title>
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		<pubDate>Tue, 06 Nov 2018 11:04:51 +0000</pubDate>
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		<category><![CDATA[東京国際映画祭]]></category>
		<category><![CDATA[松岡 茉優]]></category>

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		<description><![CDATA[<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/b87c9d51-33fd-4874-8475-12ac47a4d9f1/4b0185cea9321ba666c46e687023770f.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/b87c9d51-33fd-4874-8475-12ac47a4d9f1/4b0185cea9321ba666c46e687023770f.jpg" /></p>
<p><strong>アンバサダーは、タレントの松岡 茉優</strong></p>
<p>第31回東京国際映画祭が2018年10月25日～11月3日、六本木ヒルズを主会場に開かれた。映画は、私たちが普段見ることのできない世界を映し出してくれ、その脳裏にリアリティーを焼き付けてくれる格好の素材だ。いつもその視点を忘れずに鑑賞するのだが、今回は特に気になったイスラエル・アラブ絡みとメキシコの作品をチョイスしてみた。イスラエルと言えば、米国が大使館をエルサレムに移転し、物議を醸したことで今年も話題となったが、ユダヤ教についての知識があまりにも乏し過ぎて、驚かされることが昨今多いのだ。仕事上で付き合いのあるユダヤ人は、特定のお祭りの土曜日には一切仕事はしないし、ニューヨークのある地区に行くとはっきりとしたユダヤ人ばかりが客として訪れる店があり、結構繁盛している。彼らの結束に驚かされるのだ。もちろん民族として苦労してきた歴史があるが故にそうさせるのだろうとも理解できる。</p>
<p>さて、それに対して常に対置して考えねばならないのが、パレスチナとイスラム世界の事情だ。この二つの視座をベースにしながら次の作品を紹介したい。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/1a8b6f4f-a918-46d1-8c88-f1093170247c/7c6a69c44b670138632fa6648e4d82b4.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/1a8b6f4f-a918-46d1-8c88-f1093170247c/7c6a69c44b670138632fa6648e4d82b4.jpg" /></p>
<p>まずはイスラエル映画の『靴ひも』。別居していた母親が急死し、発達障害の息子を施設に入れるまでの間、一時預かることになった整備工場を営む老父。40歳近い息子との軋轢や周囲の人々の温かいサポートで次第に親子の絆を取り戻していくというハートウォーミングなストーリーだが、そこにはイスラエル社会にも厳然と存在する格差社会の実態も織り込み、市井の人々の日常が描かれている。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/4afd3c4e-6c00-469e-860b-254df883bd8f/b47debde51f898dd6819bfb7f2c0edaf.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/4afd3c4e-6c00-469e-860b-254df883bd8f/b47debde51f898dd6819bfb7f2c0edaf.jpg" /></p>
<p>もう一つは『テルアビブ・オン・ファイア』でエルサレムが舞台だが、制作がルクセンブルク/フランス/イスラエル/ベルギーの合作にも拘らず、主人公はパレスチナ人の人気メロドラマ制作インターン。タイトルと同名のメロドラマのストーリーもアラブ寄りで、イスラエル兵が傲慢に描かれているのも少し不思議に感じた。エルサレムの検問所の主任兵士が主人公の通行と引き換えにドラマのストーリーにちょっかいを出して変えさせようとするところから、ストーリーが歪んでいくのを笑いに包みながら見せてくれる。ラストシーンは爆笑だ。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/f2a0bd29-f5dd-46ec-97ea-c0b138bcdd27/d0b2e9e12c116c23ed001a27c7e05ed4.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/f2a0bd29-f5dd-46ec-97ea-c0b138bcdd27/d0b2e9e12c116c23ed001a27c7e05ed4.jpg" /></p>
<p>一番ヨーロッパに近いアラブ世界といえば、トルコのイスタンブールだ。この喧騒の街を脱出したいと試みる元エリートビジネスマンの脱出できない苦闘を描いたのが『シレンズ・コール』。トルコ南部でオーガニック農園を営む魅力的な女性の元へと向かい、忙しく非人間的な日々のハードワークから逃れようと試みるのだが、ここでも格差社会の壁が彼を追い詰める。助けてもらえそうな輩は、実は今まで自分が建設ラッシュを推し進めたが故に苦しめてきた人々だったと。ここでも幻想と現実のギャップが寓話的に盛り込まれている。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/19754396-2fad-4a48-8c38-17be2e17b059/aaa117a8d4af8c253b90e3636be58cd3.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/19754396-2fad-4a48-8c38-17be2e17b059/aaa117a8d4af8c253b90e3636be58cd3.jpg" /></p>
<p>『ブラ物語』は大人のファンタジー。ドイツ/アゼルバイジャンの制作で、アゼルバイジャンの都市と農村(一部ジョージア)が映し出される。定年を迎える鉄道の運転士が物干しロープから列車に引っ掛かったブラジャーの持ち主を探して訪ね歩くという話なのだが、全編セリフ無しという実に面白い手法で観客を引き込ませていく。アゼルバイジャンの首都、バクーでは急速な再開発が進んでおり、「政府が風情のある街並みを撮らせたくなかったんだ」(監督)と警察に何度も撮影を止められたことを明かした。そんな貴重なバクーの庶民の暮らしの記録も垣間見えるのが有り難い。</p>
<p><img alt="" src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/387b428b-0917-487a-8701-05e15ecf436e/6508e52ef8c291a3be185d29bdba74e8.jpg" data-cke-saved-src="https://ac-static.api.everforth.com/img/post/387b428b-0917-487a-8701-05e15ecf436e/6508e52ef8c291a3be185d29bdba74e8.jpg" /></p>
<p>トランプ政権になって対立が激しくなっているメキシコの映画『ヒストリー・レッスン』は、転校してきた少女にかき回されつつも、徐々に彼女との距離を縮め、友達のような関係に陥る女性教師の物語。普通に考えると「教師が荒れた少女の心を矯正させるのか」と思いそうだが、実は逆で、教師も悩みを抱えた人間の一人だったというのが本質で、小津映画が大好きだと語る監督の作品。メキシコの今の日常と自然も堪能できる。</p>
<p>ということで、ほんの一部ではあるが、世界のありのままを堪能できる東京国際映画祭は、なんとも有り難い機会だとまた改めて思い直したのである。</p>
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		<title>新たな視点と視野を広げる映画の効能　東京国際映画祭(アパレルウェブ・トレンドブログ)</title>
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		<pubDate>Fri, 10 Nov 2017 05:03:54 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[<p><img class="alignnone size-large wp-image-9733" alt="勝手に01" src="http://cubocci.com/wordpress/wp-content/uploads/2017/11/勝手に01-620x414.jpg" width="620" height="414" /></p>
<p>毎年そうなのだが、東京国際映画祭と春夏物の展示会シーズンが重なって、なかなか観に行けずに悔しい思いをする。そんな中でも合間を縫って、六本木ヒルズのTOHOシネマズを中心に観て回るのだが、今年は2つの映画を観て知見の広げ方について考えさせられた。<a title="http://www.apalog.com/kubo/archive/125" href="http://www.apalog.com/kubo/archive/125" target="_blank">&gt;&gt;read more</a></p>
<p><span style="font-size: 14.08px;">© 2017 Apparel-web.inc.</span></p>
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