左から片岡、浜野、アルビーニ、三宅、貝原の各氏

左から片岡、浜野、アルビーニ、三宅、貝原の各氏

日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW)と日本貿易振興機構(ジェトロ)はこのほど、9月9~11日に開かれる「ミラノウニカ」に出展する日本パビリオン「The Japan Observatory(ザ・ジャパン・オブザーバトリー)」の詳細を発表しました。

記者会見には、三宅正彦JFW理事長、貝原良治JFWテキスタイル事業運営委員長、浜野京ジェトロ理事、片岡進経産省製造産業局繊維課長、シルビオ・アルビーニ・ミラノウニカ会長が出席。ブースは470㎡を予定し、合繊、絹・毛・綿織物、カットソー、リネン、プリント、コンバーター商社、副資材など29社・団体が出展します。またジェトロは、インデックスコーナーを設けるとともに、国内での事前説明会やセミナーも実施する予定です。

ミラノウニカは別々に開かれていた「イデアビエラ」「イデアコモ」「プラートエキスポ」などイタリア各地の素材展を欧州2大高級素材見本市のライバル「プルミエールビジョン(PV)」に対抗し得る規模にするため、2005年にミラノに集約され、新たに立ち上げられた展示会です。

JFWは08年からウニカとの交渉を開始し、粘り強いコミュニケーションの末、6年越しで出展に漕ぎつけました。欧州以外の出展者を受け入れない展示会として定着していただけに画期的な取り組みとなります。しかし一方で、トルコや中国などからの出展希望も寄せられており、ウニカ主催者側への他国からのプレッシャーも強まりそうです。

またジェトロがインデックスブースを構えますが、PVでも一時期、宣伝告知用ブースを出展していました。出展各社がバラバラにブースを構えるPVにおいては、案内所として重要な役割を果たしましたが、パビリオン形式の場合は1ヶ所にまとまっていることから、従来通りのインデックスコーナーでは、有効性が少ないと思われます。この点で新機軸の打ち出しが求められます。

当面、9月展1回のみの決定ですが、2月の出展に向けて予算確保を目指す(JFW)としています。