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一昨年、パリで日本の大手セレクトショップバイヤーを数人取材し、記事を書いた時に何人かに言われたことがある。それはバイイングにあたって「オリジナルで作れてしまうものは要らない」というものだった。それ故、「トレードショーを回っても、なかなかこれといった物が見つからない」とのボヤキにも聞こえたものだ。実は、同じことを繊研新聞社在職中にIFFの会場でも聞いた覚えがある。という事は、かれこれ10年以上前のことなのだろう。「合同展に参加してセレクトショップに買ってほしい」と思うなら、ちょっとやそっとでは真似できないモノづくりと「ハッとさせる」ような要素が必要だと言えるだろう。>>read more
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