ショールームトップ

2024春夏シーズンのパリ・メンズファッションウィーク中にパリ市内各所で日本ブランドがショールームを開催した。主にマレ地区で披露するブランドが多く、個別からコレクティブショールームまで、日本からのプレゼンスが高まっていると感じられた。

そもそもパリのセールス時期における日本のメンズブランドの定評は高く、「アンダーカバー」や「カラー」「メゾン・ミハラヤスヒロ」などコレクションブランドが、そのイメージ向上に貢献してきた。

彼らの次世代が育ってないという指摘もあるが、日本人メンズデザイナーの公式スケジュールでのコレクション発表やオフスケジュールでの展示会開催などは増えるばかりだ。これらのことから世界のセレクトショップが評価する中堅ブランドが着実に増えているのは間違いない。

さらにコロナ下を潜り抜けて、回復期へと向かう今日、円安の追い風に吹かれて、確実に攻勢に出るべき時期に来たとも言える。そんな期待がかかる2024春夏シーズンを回った。⇒read more