ミキミアリー

ミキミアリー

仏プレタポルテ中心のモード・イン・フランス展と雑貨中心のコレクションフランセーズ展が1月15~17日、新宿のヒルトンホテル東京で開かれました。モード・イン・フランスには61ブランドが、コレクションフランセーズには35ブランドが参加し、小売り分野の専門店、百貨店の来場が増えたそうです。

日本人女性デザイナーの「ミキミアリー」は、1992年設立のブランドで、同展に初出展しました。日本の取引先が半分を占めますが、すでに欧米を中心に多くの取引先があり、2002年には北マレ地区に路面店もオープンさせています。ファー使いのラグジュアリーなアイテムも多く、「袖無しのファーをエレガントに着こなしてほしい」と話していました。
http://www.mikimialy.com
ミキミアリー1

在仏25年の日本人デザイナー「ヨシコンドウ」も初出展。93年にブランドを立ち上げて、日本の取引先は3割ほどです。フレンチマリンとトラディショナルを柱にコレクションを展開しており、特にトレンチコートは、少しだけ素朴な雰囲気を醸し出した独特の風合いがあり、固定ファンが多そうです。
http://www.yoshikondo.com
ヨシコンドウ2ヨシコンドウ1

ベルギーとの国境に近いピカデリー地方の大判ストールブランド「イヌイトゥーシュ・バイ・リズ・ギトン」は二人の女性がデザインしています。圧巻なのは大判に描かれた、これまた大判のプリント。熊、フクロウ、ソファ、マトリョーシカ、コートなどが大胆かつ素朴なタッチでプリントされています。ウールでFOB40ユーロ、カシミヤ・シルク混で77ユーロなど。
http://www.inouitoosh.com
イヌイトーシュ1イヌイトーシュ2

イヌイトーシュ3

1988年創業のバッグブランド「SEQUOIA(セコイア)」は2年前、今のオーナーに買収され、セコイアのアイデンティティーとなるシンプルさ、革新、大胆さを保ちながら品質向上に努め、パリでは2つの直営店でフルラインを紹介しています。フランスでは、雑材などを中心としたカジュアルでデイリーなアイテムが、以前からのイメージとして定着していましたが、今回、日本向けにセレクトされたアイテムは、仔牛の革を使用した、フランス製の上質でエレガントなスタイルにカラーバリエーションを加えたのが特徴でした。バッグに使用されている大きなリングはブランドシグニチャーのシンボルで、全てのラインに施されています。価格はFOB で185~260ユーロ。
http://www.sequoiaparis.com
セコイア1セコイア3

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