「CoSTUME NATIONAL(コスチューム・ナショナル)」は2月13日~5月15日、現代美術作家であり、ミュージシャンやパフォーマーとしても世界的に活躍する花代の個展「灰色区域」を青山旗艦店で開催します。
花代は、92年に芸妓姿で『The Face』誌の表紙を飾るなどアーティスト、ミュージシャン、パフォーマー、モデルなど多彩な顔を持っていますが、今回の個展では一昨年以降に撮影されたモノクロ作品を展示します。焦点をぼかしたフレームワークに、モノクロームの世界が合わさり、ある種のノスタルジーを感じさせる作品が揃います。15年間のドイツでの生活から2010年に帰国した彼女が、再び出会った日本で撮影された「灰色区域」は、生まれ育ったこの地に堆積する時間と刹那的な瞬間を美しく切り取った作品に仕上がっています。
またコスチューム・ナショナルは、日本文化とコンテンポラリーアートの両接点を大切にしているなかで、彼女の持つ独自の世界観に強く共鳴し、今回の個展が実現したそうです。
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