MoMA(ニューヨーク近代美術館)デザインストアはこのほど、ジャイル表参道の店舗で2014年春夏の新作発表会を開きました。
見た目はウッド仕上げのハードカバーの本のように見えますが、開いてみると柔らかなLEDの光が点るランプに早変わり。カバーを360度開けると強力なマグネットの付いた付属レザーストラップで吊り下げることもできます。充電式リチウムバッテリーで最長8時間持続可能。マイクロUSBコードで充電します。価格は未定。
MoMAのオブジェを作ったのはペン型3Dプリンター。専用プラスチックフィラメントを本体に差し込み、電源を入れると熱で溶けた樹脂がペン先から押し出され、空中に線を描くように自由自在に立体物が作れます。ACアダプタと専用プラスチックフィラメント25本が付いて本体16000円(税別)、フィラメント1500円。
LEDの光がまるで本物の炎のように揺れるキャンドルを作ったのはドイツの照明デザイナー、インゴ・マウラー。小さなLEDが128個使われ、繊細な揺らめきを放ちます。また表裏の両面からも楽しめます。食卓にひとついかがでしょう。価格は69000円。
いずれも4月以降の発売を予定しています。
- 投稿タグ
- MOMAデザインストア, インゴ・マウラー