モザンビークから東へ30km。アフリカの東海岸に浮かぶバザルト諸島は海岸保養地として知られ、ターコイズブルーのインド洋に浮かぶエメラルドグリーンの島々は1971年にその全域がバザルト国立公園に指定されました。ここにタイのリゾートホテルグループ「Anantara(アンナタラ)」が海に囲まれた「Anantara Bazaruto Island Resort & Spa (アナンタラ・バザルト島・リゾート&スパ)」を運営しています。
44のプライベートビラは90平米から330平米まであり、眼下にはパノラマビューの海岸線が広がります。バスルームにはモダンなアメニティー、風になびく白い天井のカーテン、大きなベッド、バルコニーに付いたシャワーはリゾート気分を盛り上げてくれます。プールでリフレッシュした後にはリビングのハンモックでうたた寝、テラスでは昼間は日向ぼっこ、夜は星空の下で物思いに耽ることも。
1300平米の広大な敷地の中にはリラクゼーションエリア・アスレチッククラブが、またスパにはウェットルーム・水治療のためのプールなどもあり、それぞれのメニューは西洋治療法やアフリカ、アジアを超えた古代の伝統儀式に則った専門のセラピストにより「癒しの時」が提供されます。
ファミリープール、大人専用プール、フィットネスセンター、テニス、バレーボール、ゴルフコースといったレジャー施設のほか、年間を通じて温水のバザルト島は、シュノーケルやダイビング、釣りの名所として有名です。ソフトコーラルに群がる数千種の熱帯魚のカラフルな美しさは圧巻です。またウィンドサーフィンやウォータースキー、ウェイクボードなどの水上スポーツにも打ってつけの場所です。
クルーズからはイルカ、クジラ、ウミガメウォッチングに加えて珍しいジュゴンの集団に会えるかも知れません。
アフリカの大地を楽しむ企画として四駆に乗って島を探検できるツアーもあります。自然が創り上げた入り江の形状やめずらしい動植物相、現地の生活風景や19世紀から光を放つ灯台、180種類を超える鳥が生息する島を鳥類学者が丁寧に説明してくれます。沿岸の湖や潮でできた水たまりにペリカンやフラミンゴの群れを見ることもできます。
食事も様々な楽しみ方が可能です。Golfino Restaurantではプールが見える開放的なテラスで朝食からディナーまで楽しめ、南蛮貿易時代をイメージしたオリジナルの壁画をあしらったダイニングルームも完備。Clube Navalはライトミールから日没のカクテルまでスタイリッシュに提供します。Beach Deckでは肉汁たっぷりの牛肉のグリルや海で採れたての新鮮なシーフードをビーチで楽しむこともできます。もちろんそれぞれのビラに世界各国のグルメをデリバリーすることも可能です。
一度は訪れてみたいリゾートの一つと言えるでしょう。
<住所>Ilha do Bazaruto, Inhambane, Mozambique TEL +258 293 91500
Email: bazaruto@anantara.com
<アクセス>
南アフリカのヨハネスブルグから直行便が出ており、2時間でビザンクロス空港へ。そこから小型セスナに乗り換え15分でホテルへ。
<アナンタラとは>
2001年、タイの歴史あるビーチ・リゾート、ホアヒンに、最初のアナンタラ・リゾートが誕生しました。その後も順調にグローバル展開を進め、アジア・中東各地に現在28のプロパティーを展開。各地の文化の豊かさ、歴史の魅惑、自然環境の美しさを尊重し、何にも縛られない自由を感じ、各地の豊かな文化と触れ合ってもらうことが彼らの「おもてなし」の流儀だそうです。
