龍名館正面

創業116年の老舗ホテル「龍名館」のお茶の水本店が8月1日、リューアルオープンします。これまでは12の客室と会議室などを備えたホテルでしたが、和洋室のスイートルームが9つという和コンセプトのラグジュアリーホテルに生まれ変わりました。コンタクトカラーは本藍色の絨毯に黄金色の本畳、そしてコンセプトである抹茶色の3色。53.1~61.9㎡という、ゆったりとした客室で全て信楽焼の円形陶器風呂を備えており、今治タオルが用意されています。2人1室で1泊52000~58000円。

また1階には「日本茶を入れる、食す」をコンセプトにしたレストラン「グリーンティーレストラン1899お茶の水」も開業し、朝6時30分からの朝食メニューに始まり、23時のディナーまでノンストップでサービスを提供します。そしてお茶のソムリエならぬ「茶バリエ」が茶葉に応じて入れ方や温度を調整してくれます。アサイーボウルやほうじ茶と鰹出汁の鯛茶漬、抹茶風味のお茶の水豆腐サラダなどお茶にちなんだメニューも満載。

もともと将軍家のお茶用に水をくんだのが、「お茶の水」の地名の由来だそうで、お茶をコンセプトとしつつも「地域の方にも楽しんでいただけるレストランに育てたい」としています。

同社は創業130周年を迎える2029年には建物自体を建て替えて100室規模のホテルへと生まれ変わらせる計画だそうです。

http://1899.jp

http://www.ryumeikan-honten.jp

http://www.maimiyake.com

龍名館部屋1  龍名館レセプション   龍名館ファサード 龍名館カフェ

信楽焼の風呂

信楽焼の風呂

ミヤケマイさんが手掛けたルームプレートはお茶にちなんで鉄瓶になっています

ミヤケマイさんが手掛けたルームプレートはお茶にちなんで鉄瓶になっています

 

江戸時代の俯瞰図が通路に

江戸時代の俯瞰図が通路に

 

朝ごはんのお茶漬け

朝ごはんのお茶漬け