ラスベガスコンベンションセンターのマジック

ラスベガスコンベンションセンターのマジック

ラスベガスでは8月18~20日の会期で、一斉に展示会が開催されています。

アドバンスター・ENKグループが主催するのは、大きく2ヶ所に分かれており、ラスベガスの北西にあるラスベガスコンベンションセンターでレディスの「WWDMAGIC(ダブルダブルディーマジック)」、靴の「FN PLATFORM(エフエヌ・プラットフォーム)」、ファストファッションの靴を集めた「WSA MAGIC(ダブルエスエー・マジック)」、工場とOEMや服飾資材などのサプライヤーを集めた「SOURCING MAGIC(ソーシング・マジック)」が開かれています。一方南に位置するマンダレイ・ベイ・コンベンションセンターでは、コンテンポラリーとプレミアムデニムの「PROJECT(プロジェクト)」、ハイエンドコンテンポラリーの「THE TENT@PROJECT(ザ・テント@プロジェクト)」のほか「ENKVEGAS WOMENS(イーエヌケーベガス・ウィメンズ)」「MVMNT(ムーブメント)」「POOLTRADESHOW(プールトレードショー)」「MEN’S(メンズ)」が開かれています。

この巨大グループの丁度中間にあるのがベネチアンホテルのサンズエキスポで開催するBJL・リードエキシビショングループの展示会。カジュアルの「CAPSULE(カプセル)」、B系ストリートの「AGENDA(アジェンダ)」、メンズコンテンポラリーの「LIBERTY(リバティ)」にメンズ「MRKET(マーケット)」、レディス「STITCH(スティッチ)」、アクセサリー「ACCESSORIES THE SHOW(アクセサリー・ザ・ショー)」です。

総じて日本のバイヤーは、カプセルとリバティに集中して来場している模様で、終始賑わいを見せていましたが、「一時の隆盛から比べると来場者が少なくなった」という出展者の声も数多く聞かれました。

しかし、総計16ヶ所の合同展に8000以上のブランドが出展する壮大なファッショントレードショーになっていることも事実で、欧州合同展と比べても、そのスケールは格段に大きいと言えます。

またバリーズホテルのコンベンションセンターでは15年続く、ローカルバイヤーを対象とした子供服合同展「KID SHOW(キッド・ショー)」も開かれていました。

今回のトピックスは、日本からプロジェクトとWWDマジックに繊研新聞社がコーディネートした合同ブースが、またプロジェクトに靴の合同ブースが、それぞれ政府関連の支援を受けて出展していることです。これらの新たな取り組みにも期待したいところです。

 

FN PLATFORM

FN PLATFORM

WWDMAGIC

WWDMAGIC

WWDマジックの日本ブース

WWDマジックの日本ブース

WWDマジックの繊研新聞ブース

WWDマジックの繊研新聞ブース

PROJECT

PROJECT

TENT@PROJECT

TENT@PROJECT

POOLTRADESHOW

POOLTRADESHOW

MVMNT

MVMNT

ENK VEGAS WOMEN

ENK VEGAS WOMEN

MEN'S

MEN’S

CAPSULE

CAPSULE

AGENDA

AGENDA

LIBERTY

LIBERTY

MRKET

MRKET

KID SHOW

KID SHOW