フーズネクスト2014年7月展
9月26日からパリ合同展セカンドセッションがパリ市内各地で開催されています。その中でトピックスを2つ紹介します。
WSNディベロップモン(WSN)は初日の9月26日、3年続いた7月のフーズネクスト春夏展について、9月初旬へと会期を戻すことにしたと発表しました。
出展者と4000人のフランス人およびインターナショナルなバイヤーにアンケートを実施したところ、出展者の60%以上、バイヤーの73%が「現在の会期について、理想的でない」と回答。これを受けて、「メゾン・エ・オブジェや他のパリのイベントと合わせた9月の第一週に戻すことになった」としています。7月展については当初から、「セール期に重なり、小売店の来場が見込めない」「サンプルアップが早すぎて困難」などの声が上がっていました。正式な会期は2015年9月4～7日となり、9月末のセカンドセッションと大幅に接近することになります。ファーストとセカンドの両方に出展している企業も多数あり、その動向が注目されます。
フーズネクスト2014年7月展
次にトラノイの主催者の一人、ダビッド・アディダさんは、6月末から7月初旬にかけて開いているトラノイプレビューについて、「フーズネクストの移動に影響されることはなく、トラノイオムとより近づけて、1～2日空けての開催で連動させていく」と述べました。
一方、この9月に開催予定だったトラノイショールームが実施に至らなかった点について、「予定していた会場のリニューアルオープンが間に合わず、開催を見送った」とし、来年3月の開催については、「15年2月21～23日に新規開催するNY展の課題が大きいが、トラノイショールームは、多分開催できると思う」という含みを持たせた回答でした。
http://www.whosnext-tradeshow.com/january-2015-edition/
トラノイファム2014年9月展
