ジェローム・クロー・ウェヤ駐日コートジボワール大使(右)と眞鍋寿男ジャパンブルー社長(左)

ジェローム・クロー・ウェヤ駐日コートジボワール大使(右)と眞鍋寿男ジャパンブルー社長(左)

岡山県倉敷市に拠点を置くジーンズメーカーのジャパンブルーは、11月26日から国内初のコートジボワール産コットンを使ったジーンズを世界同時発売します。同国の手摘み綿花を輸入し、国内で紡績。ジャパンブルーが織りから縫製を含めた製品化を行い、国内および欧米でも販売していく予定です。国内小売価格は13000円(税別)で取引先小売店のほか同社オンラインショップでも販売されます。海外は米国(200ドル前後)、カナダ、タイ、オーストラリア、ドイツ、フランス(180ユーロ前後)の6か国でスタートし、シンガポール、英国、スイスなどに広げていく予定。

コートジボワール綿の特徴は、原種に近く生成り寄りの素朴な風合いが特徴で、セルビッチにはコートジボワールの国旗にある黄色と緑色、日本の国旗を思わせる赤をそれぞれの側に配し、ポケットの裏地には左右に日本とアフリカの地図が描かれ、児島とコートジボワールの位置に国旗のカラーが付けられているという凝り様です。

また同ジーンズの売上げの1%を、コートジボワール大使館を通じて寄付するチャリティーも実施します。

ジャパンブルーは、「桃太郎ジーンズ」などの卸売りとデニム生地の生産販売を手掛けてきたコレクトと特殊デニム部門の藍布屋が11月1日に合併し、リスタートを切った新会社で、両社の経営統合により、生産から販売までの一貫した経営で効率化を進める予定です。2014年度の売上高は37億円で、19年度50億円を目指す計画です。

http://www.japanbluejeans.com

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