パリの子供服マタニティー雑貨の総合展示会「プレイタイム・パリが」1月31日～2月2日、パリ市東部郊外、ヴァンセンヌの森にあるパルク・フローラル見本市会場で開かれました。
出展ブランド数は、12.5%増の450ブランドで、来場者数は7478人でした。来場者の内訳は、フランス国内が50.1%、海外が49.9%でした。海外では、欧州からが39.3%を占めました。欧州以外の来場者数の国別トップ5は、米国、韓国、日本、中国、ロシアの順で、日本が韓国の後塵を拝するという珍しいケースになりました。
日本からの出展者のいくつかを紹介します。
初出展の「ARCH&LINE(アーチ&ライン)」は、欧州各国や中東諸国、ロシア、ウクライナ、米国、台湾などから2ケタの受注を獲得して大盛況でした。
継続出展の「D.fesense(ディーフェセンス)」は、既存顧客の継続発注に加え、ワシントン、イスラエルなど新規受注の可能性も生まれ、確実なステップアップを図っているようです。
レディスブランドも展開する「tago(タゴ)」は、2015年春夏にスタートしたばかりの女児ブランドでニットのプリントドレスなどが注目を浴び、ブリュッセルから受注が入りました。
「familiar(ファミリア)」は2回目の出展でしたが、前回とプレゼンテーション方法を変更し、日本らしさを前面に打ち出し臨みました。今回からアジアへの門戸を開いたこともあり、欧州だけでなく韓国などからもコンタクトを得ていました。
哺乳瓶で初出展した「Betta(ベッタ)」は、自社製品の考え方や競合、価格が通じるかなどをリサーチする視点から臨みました。スイスやパリ、ドバイなどから反応がありましたが、次のステップとしては、もう少しデコレーションをきちんとしていきたいとしています。
