MFSJは4月17日、代官山の東急東横線跡地を利用したプロムナード型商業施設「ログロード代官山」に「Fred Segal(フレッドシーガル)」の国内1号店をオープンしました。来春には2号店を横浜に出店します。
同店は、メンズ、レディス、カフェ&ドーナツ・生活雑貨の３つの棟に分かれており、ファッションに関しては、ワールドワイドなハイブランドやカッティングエッジなデザイナー・セレブストリートブランドを中心にセレクトしています。
ロサンゼルスでは「ロンハーマン」を主力に展開している店舗もあり、海外のセレクトショップが上陸した際に、常に言われる課題が同店にも起こりそうな気配です。それはブランドバッティング問題。「日本の客層に合わせたローカライズ」という言葉で言い替えられる傾向もありますが、ジャパン社を通じたがんじがらめのオンリーショップ政策を採る日本のハイブランド市場では、欧米のような卸ビジネス・オープンプライスによる拡販政策とは相容れないものがあります。かろうじて別注で逃げる手も無くはないですが、長続きはしないのではないでしょうか。もちろん別注もれっきとしたオリジナリティー重視の施策とも言えますが。
いずれにしても、待ちに待った大御所ストアの上陸とその行方に注目していきましょう。
ログロードの突端の先には、まだ工事中の道が・・・
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