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「VIENNA ON THE MOVE」と題されたイベントが3月17~19日、東京・南青山のライトボックス・スタジオで開かれ、ウィーンで活躍する9つのファッションブランドの2016-17秋冬コレクションと6人のコンテンポラリー・アーティストの作品が展示されます。キュレーターは、ウィーンのセレクトショップ「SIGHT」のオーナー、Vivien Sakura Brandl-Klingbacher(ヴィヴィエン・さくら・ブランドル-クリングバッハー)氏とウィーン美術アカデミーで芸術学を担当するAndreas Spiegl(アンドレアス・シュピーグル)氏の二人。

アート分野では、「マイグレーション(移民)」を作品テーマに掲げ、会期中の18日16~17時に、アートとファッションの中における「移民」について、日本でも活躍しているコンテンポラリー・アーティストのジュン・ヤン氏、ファッションデザイナーの大前太郎氏、キュレーターのアンドレアス・シュピーゲル氏によるトークセッションが行なわれます。

またファッション分野は、レディスを中心にユニセックス、バッグなど小物が展示されます。

ウィーンは、古代ローマ時代はもとより、中世から20世紀初期のハプスブルグ王朝崩壊まで、長期間に渡って「人種のるつぼ」だったこともあり、異なった文化を持つ人々によって、長い年月をかけて、独自の文化を育んできましたが、大規模な移民・異文化問題がうずまく現代のウィーンで、ファッションとコンテンポラリーアートの分野で活躍するアーティストが様々な文化的背景を追及し、作品化しています。

http://sight.at/viennaonthemove/

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