彼の頭の中はどうなっているのだろう?
と思わせるコンセプチュアルでギミックの効いたシューズ。
そう、ブランド名は「脳」と否定(ノー)の意味の2つを併せ持つ「NO」。
LCF(ロンドンカレッジ・オブ・ファッション)出身だけに、意味性に重きを置くのか。
「繭スニーカー」は、靴紐をストッキングで仕上げたハイカットスニーカー(26000円)。
スリッポンのハイカットを作りたかったとか。
履き込むと次第にボロボロになる「脱皮スニーカー」(28000円)も成長し続ける生命体のよう。
「リアリティーバイツ」と名付けられたバレエシューズ(23000円)のタッセルとリボンは、プリント。
「次は何?」を期待される宿命を背負ってしまったブランドと言えるかもしれません。