回を重ねるごとに拡大する子供ファッション関連見本市のプレイタイム・パリ。新たなプロジェクトも予定通りスタートするなど、進展を見せています。主催者のセバスチャン・ド・ユッテン代表に聞きました。
プレイタイム・パリの状況は?
この7月展(2014年7月5~7日)は春夏展としては初めて秋冬展の規模を上回り、スペースいっぱいの約400社となりました。今回、残念ながら出展できなかった企業が40社ほどありました。もちろんプレイタイムのコンセプトに合わないところもありましたが。来年1月の秋冬展には、接続するホールの使用が可能になるので過去最高の450社ほどを予定しています。
来場者ではロシアが目立って伸びています。もちろん日本をはじめアジアも増えています。フランス国内は引き続き難しい状況が続いていますが、インターナショナルであることがプレイタイムの発展に繋がっていると思います。
バーチャルショールーム「プレイオロジー」の進展は?
7月9日からバイヤー告知を始めました。事前の登録段階ではプレイタイム出展者を中心にメーカー側は約40社が参加。バイヤーは約100社が登録済みです。今展でもアピールしてバイヤー登録を増やしますが、現在持っている14000人のネットワークも生かして会員を拡大していきます。
バーチャルショールームの未来像は?
今はメーカーとバイヤーの間を繋ぐところからのスタートですが、来年の中ごろには工場や生地屋、付属屋などソーシング分野まで広げて、作るところから配送、支払いまでの受発注のツールに発展させるつもりです。
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