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クールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)が11月25日、六本木のアカデミーヒルズ49で開所式を行いました。
オープニングには国内産地での素材開発や物作りで定評のある「ミナペルホネン」を纏ったモデルたちがステージにずらりと並び、社長に就任した元松屋常務執行役員の太田伸之氏が挨拶しました。
同機構は、漫画やアニメ、ゲーム、食やファッションなどの「日本の優れた商品やサービスの魅力」を世界に幅広く売っていくために官民の出資で設立されました。出資額は国が300億円、民間15社が75億円でスタートし、「早い時期に1000億円にしたい」と太田氏は述べています。ファッション関連では、髙島屋、エイチ・ツー・オーリテイリング、三越伊勢丹ホールディングスなどが参加しています。
使途としては、放送枠を買取り日本のコンテンツを配信し、販売につなげる事業や海外主要都市においてファッションや食、生活雑貨などを販売するショッピングモールを作るなどして市場獲得を狙っていくそうです。
気を付けなければならないのは、事業性の精査がきちんと行われず、新たな族議員によるバラマキとなり、ひいては焦げ付きによる国民負担への転嫁とならないよう注視していく必要がありそうです。
http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/creative/cj_fund.html
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