アッシュペーフランスが運営する東京・表参道のセレクトショップ「Wut berlin(ヴットベルリン」が6月21日、2014-15年秋冬のファッションショーを開きました。
今秋から店名を「WUT(ヴット)」に改め、ロシア、ベルギー、フィンランド、デンマーク、英国、シンガポールなどベルリン以外のデザイナーも数多くフィーチャーしていきます。
ショーのテーマは「バロックアーミー」で、「ミニマルバロック」「ミリタリーカモフラージュ」「マリーアントワネット・イズ・ノット・デッド」「バロックアーミー」の4つのチャプターでコレクションを披露しました。
ビッグシルエット、オーバーサイズのアイテムが盛りだくさんで、モコモコヘアやジーンズをプリントしたコート、コミックや全面木の葉柄のプリントなどアート性の高いグラフィックが並びました。サッカーチームのマフラーをリメークワークしたコートやスエットは、時宜を得た企画なのか、それとも定番なのか分かりませんが、目立つこと間違い無し。
ボンディング素材もトレンドを反映して、大振りなトップスやコートに多用されていました。
ヴットベルリンは06年にヤン・ル・ゴエックがディレクターとバイヤーを務め、ベルリンの若手デザイナーをセレクトするショップとしてオープンしましたが、近年、ベルリンが洗練されたファッションの中心として広がりを見せていることに伴い、セレクトも多様化したことを受け、ベルリンを取ってシンプルにヴットとすることにしたそうです。
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